こんばんは。774muzikです。
かつてJeff Millsは自身のDJプレイについて「二つの楽曲をMixすることによって、第三の楽曲を生み出している」というようなことを言ったとか言ってないとか。
楽曲を繋いでいき、大きな流れを作っていく、というプレイも勿論DJの本質であろうと思います。
一方で、テクノのDJにおいてはJeff Millsの前出発言にあるような「新たな楽曲の創出」という面もまた、プレイの醍醐味であるのも間違いありません。
本日は、テクノでDJする際に、Mixすることで真価を発揮するような楽曲、をテーマにご紹介したいと思います。
これらの楽曲を無機質なハードテクノに重ねて、フェーダーを上げ下げするとあら不思議、何か演奏してる感が出てきます。
それでは参りましょう。
Luke’s Anger – Frogger Riddim [Original Mix]
この曲だけ聴くとスッカスッカで、まさにゲットーテックなわけですが、これをヘビーボトムなハードテクノに重ねると、実にカッコいい。
所々でハードテクノ側をカットしてやると超カッコいいブレイクになります。
Cirez D – Control Freak [Adam Beyer and Henrik B Remix]
Erick Prydezの楽曲をAdam BeyerとHenrik Bというテクノコンビが料理した名曲です。
これは単体でもカッコいいんですが、とにかくリズムのカット&エディットがヤバい!
Don’t Take Moreのイントロを更にアグレッシブにした感じ。
これを地味トラックに混ぜるだけで、ゴリゴリなアッパートラックに変わります。
Crystal Boi – Frogboy (Without Tail) [Original Mix]
一曲目と同様、ゲットーテックなやつです。
これも、単体ではまず使わないけど、ハードテクノと混ぜるとかなり危険。
Surgeon – Magneze
超有名なClassicsですが、古いテクノはシンプルな音のものが多いので、ハードテクノのレイヤーとして使える曲も沢山あります。
と、いうことで今回はここまで。
皆様も、お気に入りのレイヤートラックを見つけて、第三のトラックを作りませう!
次回更新はDJ Sangoが担当します。ではー!