今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2025/05/20

おはようございます。774muzikです。
帰宅してちょっと仮眠してから記事書こうとしたら、仮眠じゃなくてがっつりになってしまいました(残当)。
ということでちょい乗り遅れ更新ですがご容赦を。

まずはこちら。

次回予告


次回Hardonize、こちらの日程となっております。はい。
ひとまずスケジュールにイン、よろしくお願いします。

今週のオススメハードテクノ

ということで本題。
最新のリリースからピックアップしていきます。

ということで本日はここまで。
次回更新は木曜日、DJ Sangoがお送りします。ではー。


新作トライバルテクノ+ベースミュージック特集:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2025/05/15

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりに担当致します。

【今回のお題】

さて、当連載に於ける自分の回ではハードテクノのサブジャンルにテーマを絞り、その中のオススメ楽曲について取り上げていく形式となっております。
ちなみに、年始は3回に渡ってフリーダウンロード特集を行っておりましたので、ご興味のある方は是非ご参照ください。
【特集】フリーダウンロード2024 (1):2025/01/23
【特集】フリーダウンロード2024 (2):2025/02/06
【特集】フリーダウンロード2024 (3):2025/02/20

ハードテクノとはどういった音楽を指すのか知りたいと云う方がいらっしゃいましたら約半年に渡ってお送りしておりました特別連載ハードテクノとは何か?をご参照ください。

ハードテクノをサブジャンルごとに分類し、それぞれの生い立ちや代表曲などをまとめております。

一方で今回は単一のジャンルに絞らず、

トライバルテクノベースミュージック

というテーマでピックアップします。

前回のUKガラージ特集において、近年のハードグルーヴUKガラージが接近しているということについて触れましたが、
もっとジャンルを広げたテクノベースミュージックという括りに於いても両者の接近点を見出すことができます。
HodgeL-VIS 1990Skee Maskといった主にイギリスのプレイヤーは、双方の要素を取り入れたDJプレイや楽曲リリースを精力的に行っており、それぞれのシーンの発展に寄与している存在ですね。

Hodge b2b Peverelist DJ Set | Keep Hush Live Bristol: Livity Sound Takeover

Hodge b2b Peverelist DJ Set | Keep Hush Live Bristol: Livity Sound Takeover – YouTube

RA Live: Ok Williams b2b Skee Mask at Nike Air Max Day 2023

RA Live: Ok Williams b2b Skee Mask at Nike Air Max Day 2023 – YouTube

で、そのテクノベースミュージックのクロスオーバーの形というのもプレイヤーによって様々です。
今回テーマに掲げたトライバルテクノベースミュージックもそんなクロスオーバーのスタイルの1つではあるのですが、この中にはサウンドとしては似通っていながらも成り立ちが異なり、それぞれが現在も独自の発展を遂げている音楽が複数含まれます。
いわゆるジャンルの細分化が発生している状態です。

  • オランダで発展したとされる、ヒップホップやR&Bのサンプル、トランスのシンセといったサウンドを取り入れたバブリング (Bubbling)
  • ジャマイカ発祥のレゲエで用いられている特徴的なパーカッションリズムを取り入れたデンボウ (Dembow)
  • イギリスのベースミュージックに南米やアフリカ音楽のエッセンスを取り入れたUKファンキー (UK Funky)
  • アメリカで脈々と受け継がれてきた特徴的なリズムを持ち、現在のヒップホップ、洋楽に数多く器用されているジャージークラブ (Jersey Club)

大きく分類するだけでもこれらのジャンルが相互に影響を与えあっており、更に細かいローカルのサブジャンルまで含めるとキリがありません。

(ちなみに、上記で挙げた4つも実際かなり異なる音楽同士ですが、差し当たりこういったものがあるということだけ認識して頂ければそれでオッケーです。
もし今回取り上げた曲が気に入ったのであれば別個に調べてもらえればありがたいですし、今後もしかしたら取り上げることがあるかもしれません。)

なので、今回はざっくりとトライバルリズムを含むテクノとベースミュージックの中間音楽という記述に留め、これ以上のジャンルへの追求はしません。
ただ明確なのは、既存のテクノともベースミュージックとも違う、それでいて両者と共通する要素を持っている音楽であるということです。
時に陽気に、時に冷たく、西洋音楽と異なる奇抜なサウンドを用いることも全く厭わない、そんなある種の自由さを持っている音楽について、ここ1~2ヵ月の間にリリースされたものを中心にピックアップしていきます。
例によってブートレグやフリーダウンロードもございますので、これを機に是非。

【曲紹介】

Sam Binga & Sister Zo ft Sirius Soundz / Panda Beef

Panda Beef ft Sirius Soundz | Sister Zo

イギリスのレジェンドプロデューサーSam Bingaと、アメリカのプロデューサーSister Zoによるトラック。

twofold / Free Air

Free Air | twofold

アメリカのプロデューサーtwofoldによるトラック。

styn & DJ Rtje / Legacy

Legacy | styn & DJ Rtje | styn

オランダのプロデューサー同士、stynDJ Rtjeによるトラック。

Cimarron / Hielo

Hielo | Cimarron

アルゼンチンのプロデューサーCimarronによるトラック。

Extraordinary God / Zelda Saria’s Song

Zelda Saria’s Song | Extraordinary God

オランダのプロデューサーExtraordinary Godによるトラック。

Moonshine, James Benjamin, Bianca Oblivion, Lamsi / Yo!

Yo! | Moonshine, James Benjamin, Bianca Oblivion, Lamsi | Moonshine

カナダのプロデューサーMoonshineによるトラック。

AMANTRA / PARAMIDAS

AMANTRA – PARAMIDAS | LOVE IN THE ENDZ

スペインのプロデューサーAMANTRAによるトラック。

Selvagia & CIBER1A / TKT

TKT | Selvagia & CIBER1A | Terminal

ペルーのプロデューサー同士、SelvagiaCIBER1Aによるトラック。

Ahh yeah / Anti Visa (p1no bootleg)

Ahh yeah – Anti Visa (p1no bootleg) | P1no

アメリカのプロデューサーP1noによるトラック。

Batu / Seize

Seize | Batu

イギリスのプロデューサーBatuによるトラック。

Djrum / Out Of Dust

Out Of Dust | Djrum

イギリスのプロデューサーDjrumによるトラック。

【次回】

そんなワケで今回はここまで。

次週05月20日は774Muzikさんが担当します。

では。

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