こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりにワタクシが担当致します。
初っ端身内ノリで大変お見苦しいことは重々承知の上で申し上げますが、一昨日のyudukiボスの更新ご覧になりましたか?
勿論、次回Hardonizeの告知が公開となったのは喜ばしいことです。
ゲスト両名とも世代が違えどそれぞれ派手路線で願ったり叶ったりであり、大変楽しみな両名です。
そこは間違いないのですが、
次回更新は木曜TAKくんです!
そういえばM3近いですね。
なんですかこの末尾の一言は。プレッシャーですか。またアレをやれと申しますか。
って云うかM3終わって早々に自分の担当回が回ってくるじゃないですか。
またラーメン驕らせますよ。良いですか?良いですね?
まぁそれは置いておいて、先週はJUMPにて行われたBEAT4LIFEと云うパーティーに初めて行ってきました。
【告知】4/13(土)渋谷@shibuyajumpにて開催される「BEAT4LIFE」にDJ出演します!今回は我らがGREenはじめ、過去にB4Lさんとコラボした各種イベントさんそれぞれより所属DJ集めてのお祭コラボ回!最高に盛り上がる事必至です。是非! #BEAT4LIFE pic.twitter.com/oHiod3YY0g
— 1-K (@1__K) 2019年4月4日
月イチで開催されているテクノをメインジャンルに置いたパーティーなのですが、集まる面々はテクノを主軸としないDJも含まれると云う辺り、小箱らしさが出ていて素敵です。
と云うかそもそもこの会場が普段はロックやヒップホップのパーティーを多く抱えるハコで、それもその筈、立地が渋谷を代表するヒップホップ専門のレコードショップ、Manhattan Recordsの隣。
聞けばこの会場でテクノをやっているのもBEAT4LIFEが唯一だそうで、出演者の性質も踏まえてかなり異質なパーティーです。
しかしいざ行ってみればテックハウスのような渋いものから攻め攻めのハードミニマル、果てはドツボなディスコ系テクノまで幅広くテクノがかかっており、良いものを見させて頂きました。
それこそ他ジャンルのエッセンスを経由した方のテクノと云うのは本職では出せない表現方法があると思うので、実はかなり貴重なパーティーなのではと思い至った次第です。
是非長く続いて欲しいものです。
名残惜しくも途中抜けした後はCIRCUS Tokyoで行われているAUDIO TWOへ。
WILDPARTY、okadada両名による、こちらも毎月開催されているテクノ、ハウスを主軸としたパーティー。
各々ロングセットの中でそれぞれのテクノ、ハウスの価値観を表現するのが聴いていて楽しく、何回か足を運んでいます。
WILDPARTYさんのこの日のプレイ録音は早速Soundcloudに上がってました。
昨日のAUDIO TWOのDJ録音です。Techno~Breaks~DUB~UK FUNKYちょっとだけいってTechnoに戻るみたいなセットです。https://t.co/Hx4JqFzkDA pic.twitter.com/BL6RlZWPJg
— ワイパ (@DJWILDPARTY) 2019年4月14日
ダブやレイヴまで枠を広げつつもテクノ、ハウスのグルーヴは決して損なわず、最終的にHiroshi Watanabeさんのトラックへ帰結すると云う、オールラウンダーたる彼らしいプレイ。
この後にプレイしていたBushmindさんも、ヒップホップ出身の強みを活かした太いテクノをかけていて眼福でした。
そんな感じで色々刺激を貰ったので、ワタクシは今週出演のコチラのパーティーに活かそうと思っている次第です。
ALTER with TAKAMI&hidemi | 恵比寿 Bar Suree [スリー]
恵比寿でテクノを中心とするパーティーも色々行われているバーSureeで行われるハウスをメインテーマとしたもの。
とはいえ、僕もそうですが普段ハウスをメインジャンルとしていない人に、それぞれの感性でハウス観を演出して貰おうと云うのが真の狙いだそうです。
図らずも上で書いたBEAT4LIFEと似ているところがありますね。
実際、ハウスのパーティーに出るのは2015年に茶箱で行われたas U like #43以来です。
REBOOT、block.fmでお馴染みのTAKAMIさんもいらっしゃるので是非テクノリスナー諸氏にもお越し頂きたく。
と云うか本パーティーのオーガナイザーであるTakiさんも思いっきりテクノ畑の人ですし。
折角の機会なのでALTERでは完全にハウスに焦点を絞りますが、ハウスからテクノやハードテクノとの橋渡しになりそうなトラックを手掛けている人を今回ご紹介します。
前回がAlmir Ljusaと云う読み方に困る人でしたが、今回も一瞬迷う名義の人です。
https://www.facebook.com/phntmmusic
https://soundcloud.com/phntm
読み方はファントム。
2009年から活動を開始した完全覆面のプロジェクトで、シルクハットとマスクを装着した姿以外で人前に出ることはありません。
何故覆面のスタイルを選択したのか、と云うことについてはDMC World Magazineのインタビューで語られておりますが、音楽以外の評価要素を排除したかったと云うのが最たる理由だそうです。
自分を見つけることができるのはステージの上だけ、さながら幽霊(=ファントム)のような存在でありたいと。
実はちょっと調べると大物である正体に辿り着けるのですが、ここではこれ以上言及しないことにします。
その名前とは裏腹に、プロデュース楽曲は初期から一貫してファンキーなディスコトラック。
契約レーベルはUMEK率いる1605やTomcraftによるGreat Stuff、ハードテクノ、ひいてはハードグルーヴを牽引したPatternsなど、テクノ~ハウスに於けるトップクラスのレーベル。
2011年にUMEKによってプロデュースされたMIX、TOOLROOM KNIGHTSに収録されたUMEKとの共作、Dead SpaceはBeatport全体のチャートで最高4位を記録しました。
Dead Space (Original Club Mix) by UMEK, PHNTM on Beatport
翌年、Beatport主導による要注目アーティストピックアップ、Artist to Watchにもランクインし、世界最大級のフェスUltra Music Festivalには2013年、2014年と連続で出演するなど一気に知名度を伸ばします。
ちなみに日本にも2011年と2013年に1回ずつ来日しております。
その時のインフォメーションがコチラ。
PHNTM – Japan Tour 2011 – YouTube
iFLYER: MASK -masquerade party- feat. PHNTM @ LUNAR CLUB, 大阪府
iFLYER: MASK -masquerade lounge- @ Live&Bar11 -Onzieme-, 大阪府
名古屋、大阪、そして鳥取と云う不思議な3か所を巡っていたようです。
更に東京には来ていない・・・何故だ・・・見たいのに。
また、デビュー当初よりNeptuun Cityと云うディスコ~テックハウスのレーベルを発足させ、現在に至るまで継続的にリリースを行っています。
所属アーティストは数多く、Raul MezcolanzaやFer BRと云った当時現役でハードグルーヴを手掛けていたクリエイターを多くフックアップしてきました。
完全に余談ですが、このレーベルが好き過ぎるあまり、ワタクシのラップトップにはNeptuun Cityのステッカーが貼ってあります。
今年に入ってからNeptuun CityよりリリースされたPHNTMのトラックがこちらです。
Quack (Original Mix) by PHNTM on Beatport
ジャーマンエレクトロっぽい跳ね系テックハウス。
ファンキーな雰囲気そのままに現行のトレンドを取り入れたような印象を受けますね。
ちなみに、Neptuun Cityには活動初期から楽曲を提供している日本人の方がいらっしゃいます。
それが大阪でTorqueと云うテクノパーティー兼レーベルを行い、昔アメ村にあったオールジャンルレコードショップCYDER RECORDSの運営もやってらっしゃったSHINEさんと云う方。
(CYDERは1回だけ行ったことがありましたが、良い品揃えのお店だったのを覚えています。)
Hear Ya (Shine Remix) by WhiteNoize on Beatport
もっと補足すると、かのHomma Honganjiさんもトラックをリリースしていたりします。
Hua Guan Suo (Original Mix) by Homma Honganji on Beatport
このようにハードグルーヴとハウスの要素が絶妙に混ざり合った曲があるのもこのレーベルの特色と言って良いでしょう。
Neptuun Cityは広くデモ音源を募集しているので、腕に覚えのある方はSoundcloudのアカウントページから問い合わせを行うと良いと思います。
但し、ジャンルはテックハウスのみと云うストロングスタイルですので、お間違えなきよう。
覆面プロジェクトであるがユエか、こちらもあえて自己主張しないタイプなので今回も短めの紹介に落ち着いてしまいました。
とはいえ、活動初期からテクノとハウスの両面からアプローチできるファンキーなトラックを作り続けている腕は確かです。
上のインタビューに於いてもディスコ、ファンクによるアウトプットは無限だとも語っているので、是非この路線で活動を継続して頂きたいと思うアーティストです。
あわよくばもう1度来日して今度は東京にも立ち寄って欲しいところです。プリーズ。
そんなPHNTMのオススメはこちらです。
Keep On Groovin (Original Mix) by PHNTM on Beatport
反復ボイスサンプリングとカッティングギターが否応なしにファンクネスを感じさせるディスコ。
音のパーツがハウス寄りでシーケンスがテクノ寄りなので、その中間で使いたくなるPHNTMお得意の分野です。
Freaks On The Floor (Original Mix) by UMEK, PHNTM on Beatport
上の曲をもっとアップリフティングにしたのがコチラ。
すっかり時代遅れの音楽と揶揄されたディスコをアップデートするとこうなるのかと当時感銘を受けた覚えがあります。
これまた余談ですが、つい最近遊びに行った先で凄い久しぶりにこれを聴いたこともあって今回のテーマと相成りました。
I Think I Like It (PHNTM Remix) – YouTube
超有名ディスコクラシックをモロ使いしたブートレグ。
前回もこのサンプリング聞きましたね。
元がファンキー一直線なことも相まってPHNTMが調理を加えたらそりゃーこうなりますわって塩梅のアゲっぷり。
以前はフリー公開だったのですが、残念ながら公式からは取り下げられた模様です。
ちなみにリミックス前の原曲はEDMを題材とした映画WE ARE YOUR FRIENDSにも使われてました。
フィジェットハウスのシーンから産み落とされたディスコ・リエディットとしてかなりヒットした曲。
PVがレトロな通販番組の司会者2人が喧嘩をし出すと云うヘンテコな内容でちょっと面白いです。
I Love Money (Original Mix) by PHNTM on Beatport
キャリア初期に作られたテクノの要素が割と残っているスタイルの作品。
他の曲に比べるとテンポが速めなので、ハードグルーヴに橋渡しするのもアリ。
フィルターとディスコリフの相性が良過ぎてつい手が伸びます。
Sixty Nine (Original Mix) by PHNTM on Beatport
割合最近の作風に当たるのがコチラ。
パーカッシヴなリズムにクセのあるグルーヴのベースが変わった印象を受けるテックハウス。
それぞれの音が明瞭にマスタリングされているのが現代っぽいアレンジだと思いますね。
それこそ774Muzikさんとか好きそうなタイプの曲では。
次週04月23日は774Muzikさんが担当します。
今回はこれにて。