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今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2017/09/28

はいこんにちは、こんばんは、さんごです。

何というか偶然は重なるもので、10月~11月はDJをする機会がやたらと増えてしまいまして、勿論素晴らしいことなのですがハードテクノおじさんとしては軋み始めた老体にムチを打って頑張らないといけないわけです。果たして生き残る事は出来るのか。
関係ありませんが先日2回目の万舟取りました。1年間お舟をやり倒して2回目なのだからいかに下手くそかということです。上手くなりたい。

2017/10/1(SUN) --- lO+I

以前にHardonizeにも出演して頂いたREV-TUNEくんがDJ10周年なんだそうです。Hardonizeと似たキャリアの長さということで、これは縁もゆかりもあるやつですね!オファーがあった時には、寝間着にサンダルでコンビニ行くくらいの軽い気持ちで「んー?いーよー?」って返事したのですが、発表になったメンバーがちょっと凄くて、ヒロワタさんや大久保さんが居て「ピャー!!」…とひっくり返っております。

2017/10/07(Sat) --- FirstFantasy02

さてその翌週。プチ遠征といいますか、中央線・西東京民としては近所と言えなくもない甲府にてオールのパーティです。これも「いつか呼びたいッス」って言うgekkoくんに「いーよーいつでも呼んでー」とか言ってたら若者の行動力は素晴らしく、実際に呼ばれる事となりました。甲府の地に降り立つのは2004年10月以来…なんと13年ぶりです。

2017/11/4(Sat) --- Hardonize #28

はい、そういうわけで自分らのパーティです。10周年直前、気合いも入ってゲストも強力です。Bee BeeさんとDieさん!Bee Beeさんは今は亡き芝浦Cube326でNick Sentience & Dj Energy Dai Japan Tour 2012のサブフロア的に4Fを使った際にご一緒した記録が最後で、それが2012年11月末。そしてDieさんは2011年10月末、これまた今は亡き渋谷アシッドパンダカフェでの電気グルーヴナイト以来という…!長くやればこういう事もあるのだなあ。というわけで諸々、よろしくお願いします。

んじゃー曲紹介していくぞ!

Pump & Dump (Original Mix) by Michael Burkat

おっといきなりテラーそしてアシッド。この辺はDave the Drummerがニュっと顔を出しそうな音ですが、新譜というわけではなく2006年にアナログリリースされたEP(GOODFELLAS 009番)に収録の曲でデジタルリマスター版です。

Tarde De Madrid (Lorenz B Remix) by Hernan Pallero

3月にリリースされたTarde De Madrid / Hernan Pallero のリミックスEPが今月リリースされました。その中でもイチオシはこのLorenz B Remixということで。ちょっとディスコティックでもあり、中盤戦の辺りで役立ちそうなグイグイ引っ張り込みトラック。

West System (Sirius Brown Remix) by Chris Chambers

West System (Homma Honganji Remix) by Chris Chambers

同じEPなので2曲まとめて。ハードグルーヴ四天王Chris Chambersの楽曲を9人がリミックスした贅沢な作りのEP(ここまで来るとアルバム…)なのですがそのリミキサー陣も「全員お世話になっております…」という顔ぶれであり、その中からメロウなSirius Brown RemixとグイグイのHomma Honganji Remixを紹介しておきます。

さて最後はちょっと趣向を変えてプチ情報的な。

Drumcode Tracks on Beatport

ハードテクノに関わったら避けて通れないレーベルとして燦然と輝くDRUMCODEですが、Beatportではそのリリースをどこまで遡れるのか?というのを調べてみたんですよ。アダムベイヤー全集的にリマスターされた楽曲を除いてDCxx番で数えられるやつを。結論としてはDC27番でした。鬼ハードミニマルなのは01番~30番近辺なのでギリ辿れる所もあるという感じです。2005年のリリースからBPMがガクっと下がり始めた事もわかる、テクノメインストリーム変容の一端も垣間見える資料ですね。

次回更新は来週の火曜日!10月3日です。


今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2017/09/26

こんばんは774muzikです。
次回のHardonizeの日程出ましたね。
プレ10周年となる今回も、熱くなること間違いなし!
ということで、皆様開催情報をご確認いただき、万障お繰り合わせの上、ご来場くださいませ!

さて、それでは本題です。
この企画では、レジデントがお勧めするトラックを様々ご紹介しているところでありますが、これらのトラックは基本的にDJ Mixの中で使われることを想定されたものです。
したがって、トラック単体を聴いただけでは、Mixの中でどのように使われていくのかイメージし辛い面もあろうかとも感じます。
TAK666君による前回更新ではフリーダウンロードに焦点を当て、より入りやすい入り口を呈示してくれましたので、今回はまとまった楽曲をチェックしやすいCD媒体、とりわけ、やはりテクノの良さはMixの中に表れるというところを伝えたい!ということで、Mix CDを中心に、是非聴いていただきたいものをご紹介したいと思います。
タイトルからDiscogsのページにリンクを張っておりますので、是非トラックリストもご確認ください!

Jeff Mills – Mix Up Vol.2

新宿リキッドルームでのプレイをライブ録音したCD。
ガヤ入りのため、現場の盛り上がりに感情移入できます。
ハードミニマルが矢継ぎ早に繋がれていく超絶技巧Mixは圧巻。
聖典と言っても過言ではない傑作です。
なお、Jeffの意向により、トラックごとに切り分けられておらず、3つのセグメントに分かれているのみです。

Charles Siegling – PLUS

テクネイジアとしての活動が知られるシャール・シーリングによるMix。
テクネイジアといえば叙情的なシンセワークに特徴がありますが、このMixはトラックリストをご覧いただくとお分かりのように、完全にハード路線です。
このMixでも使われていますが、実はシャールが自身のレーベルStar Tracksからリリースしている楽曲もハードミニマルだったりするので、ご興味ある方はチェックしてみてください。

Takkyu Ishino – In The Box

最高。
Wombでのプレイのライブ録音で、ガヤ入りです。
2003年当時のファンキーなテクノを最高にかっこいい形で聴かせてくれる最高のMixです。
無機質なものからディスコテックまで軽やかに横断していく選曲は本当に素晴らしくて最高。
Ignition TechnicianのSlantedを若干ズレた状態で突っ込んでしまい、一瞬で音を下げてから即リカバーして入れ直すところ、ライブ感あって超好き。
完全に僕の原点です。

Mijk Van Dijk – Multi-Mijk

ハードテクノ/ハードグルーヴではないので、若干趣旨はズレるかもしれないけど、それでも紹介したい!
「ドイツの有名なオタク」ことMijk Van Dijkの楽曲オンリーで構成されたMixです。
アートワークはマイクが敬愛する士郎 正宗が担当。
Mixはマイクの大親友、テクノ親善大使ことTobyが担当しています。
マイクへ愛しか感じない布陣!
楽曲はジャーマントランスを中心として、PSソフト攻殻機動隊サントラからFuchikomaなども収録されています。
収録曲中で一番好きなHigh On Hope (Joy Of Life Mix)が未リリースなのが切ない。
とにかくハッピーな雰囲気のMixで、クラブミュージック初心の方にはいつもお勧めする一枚です。

最後に、Mixではないアルバムの超お勧めを二枚ご紹介します。

Ken Ishii – Future In Light

東洋のテクノゴッドことケン・イシイによるアルバム。
自身のルーツであるデトロイトテクノを現代にアップデートしたといえる音で、とにかく耳に優しい。
特に収録曲のAwakeningの美しさは、魂が抜けるレベル。

V.A – Megatech Body.Co.,LTD.

プレイステーション用のゲームソフト「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」のサウンドトラックアルバム。
本ソフトの音楽を石野卓球がプロデュースした結果、いい意味で完全に頭おかしい超豪華アーティストの競演となっています。
楽曲リリースが絶えて久しかったデリック・メイの書き下ろしの新曲が収録されたのも大きな話題となりました。
特に、オープニングムービーに起用された卓球の楽曲は最高にヤバい一曲です。

ということで、本日はここまで!
次回更新はDJ Sangoがお送りします!では!