今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2023/11/14

こんっばんは!774muzikです!
昨夜仕事から遅くに帰ってきて、気が付いたらソファでぶっ倒れたまま朝を迎えていました…寝落ちです…
そんなこんなで2週間ぶり(つまり2回連続)に更新が遅れてしまいました…すいません…

近況

先週、縁あって中学生2人に曲作りミニ講座的なことをしてきました。
僕なんかのアレでも「すげー」って聞いてくれると嬉しいね。ね。
今は無料でも結構な環境が作れる時代なので、是非自分の好きな音楽を作るのを楽しんでくれたらなお嬉しいです。
極論、プロとしての案件でもない限り、自分が好きなものだけ作りゃいいんですよ。
近況おしまい。

直近リリースのオススメ曲

ということで本題。
直近リリースからオススメどころを紹介していきます。
トライバルのリリースが少なすぎて、それ系のトラックが来るとカートインの敷居が地面にめり込むぐらい低くなるので困る。

といことで本日はここら辺りで。
次回更新は明日木曜日、DJ Sangoがお送りします!では!


【特集】Hardonize#45 プレイリストピックアップ - Resident’s Recommend 2023/11/09

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりに担当致します。

【近況】

あと他の方々も書いておりますが、次回Hardonizeの準備が着々と進行しております。
今月中には何かしらの情報が出せるのではないかと思いますので、16年目に突入しても引き続きHardonizeをよろしくお願いします。

【告知1】

予てよりお伝えの通り、11月25日(土曜日)に渋谷R Loungeで行われるハッピーハードコアの老舗パーティーの年末版、HAPPY JACK 忘年会MorphonicsさんとB2Bで出演致します。


未だに1回も打ち合わせが行われていないどころか、直近でMorphonicsさんとは会ってすらいません。
本当にぶっつけ本番の見込みが高くなってまいりました。
とはいえそれはそれで楽しみでもあるというのがB2B好きの悲しい性ですね。

【告知2】

そしてもう1つ、同日である11月25日(土曜日)に静岡COAで行われるテクノパーティー、MY WORLD出演致します。


東京⇒静岡の弾丸ハシゴとなります。何としても先のパーティーで生き残らねばならない。
共演者にTakayuki KamiyaさんNOMYさんBound Roundさんと、静岡開催なのに東京面子がめちゃめちゃ多い、不思議なパーティーです。
前回出演させて頂いた際にテクノからドラムンベースまでプレイしたのが気に入って頂けたようなので、今回もしっちゃかめっちゃかなクロスオーバーを目指します。
近隣の方は是非。

【Hardonize #45 トラックリスト】

さて、前回M3特集だったこともあって1ヶ月近く前の話になってしまいましたがHardonize #45の話。
自分はこの日ゲストのDJ KITAさんにバトンタッチする座組となっておりました。
DJ KITAさんの本職がハードハウスであることは分かり切っているのでそこには踏み込まず、
その上でハードハウスの要素を感じさせるトラックを多めに使うことを意識しました。
その結果かなりネタモノ多めのはっちゃけた感じになり、結果として前回触れた通りBizarre Inc / Playing with Knivesが3回かかるという・・・その口火を切ったのが僕ということになります。

大まかには
テクノゲットーテックディスコガラージレイヴドラムンベースサンバメロディアステクノ
古めの曲をちょいちょい織り交ぜることができたのも個人的に楽しかったですね。

全容はこちら。

No Artist Trackname Link
01 Ejeca Sunburst Beatport
02 Kettama Found My Angel Beatport
03 FJAAK Give It To Me Beatport
04 Sugur Shane Pump (Alex Autajon Remix) Beatport
05 DJ Funk Pump Dat Ass Down bandcamp
06 L’Etranger, DJ Jayhood Get To Know (Doppie’s Mongolodub) YouTube
07 DAVE ARMSTRONG SOMETHIN’ LIKE DIS (DA’S FLOORFILLA MIX) YouTube
08 Mark Knight, Darius Syrossian, Prospect Park Get This Feeling Beatport
09 Coach Roebuck On My Way To The Stars (Patrick Wayne Remix) Beatport
Acapella tofubeats feat. 藤井隆 ディスコの神様 (Acapella) YouTube
10 Kyle Pound Makin’ Moves Beatport
11 MathMan DubPlate #8 – One More Dub SoundCloud
12 MC SPARKS & MC KIE FLY BI (REMIX) YouTube
13 JC VILLAIN VOODOO PEOPLE (GARAGE EDIT) SoundCloud
14 Crystal Waters Gypsy Woman (DieMantle RaveYard Mix) YouTube
15 Sikka Creeping Out Beatport
16 SL2 On A Ragga Tip (Original Remastered) Beatport
17 DJ Jedi Go! Beatport
18 DANNY BYRD GOOD LIFE YouTube
19 High Contrast Rez Beatport
20 Jonny L Hurt You So (Ed Solo & Dope Ammo VIP Remix) Beatport
21 HyperJuice Crashed in Icy 試聴なし
22 MTKN ghetto samba (DJ Heero Yuy booting) 試聴なし
23 Bellini Samba De Janeiro (BAUGRUPPE90 Edit) SoundCloud
24 Faster Horses You’re In My System (Sport Mix) SoundCloud
25 Househeadz Bang The Box Beatport
26 Sound De-Zign Happiness Beatport
27 Bootek Dj’s Strings Of Life Toolbox
28 Kettama 1997 Beatport
29 Pulse Code This Is Acid Beatport

例によって数曲かいつまんでご紹介します。

【曲紹介】

03 / FJAAK / Give It To Me

FJAAK – Give It To Me (Original Mix) [FJAAK] | Music & Downloads on Beatport

ドイツのプロデューサーユニットFJAAKによるテクノ
彼ら特有の極太キックの4つ打ちにブレイクビーツの乗ったパワフルなリズムに、オーセンティックなテクノのリフが乗ったトラック。
(ピッチを落としたInner City / Good Lifeのサウンドに似ている気もする。)

ある種リフがシンプルだからこそ、このインパクトになっていると言えます。
この手のスタイルの曲を聴けば聴くほど、FJAAKの曲はズバ抜けているなと思い至るばかりです。

05 / DJ Funk / Pump Dat Ass Down

Pump Dat A** Down | DJ FUNK

アメリカのベテランプロデューサーDJ Funkによるゲットーテック
ベースも兼ねた太いキックと存在感のあるハイハットやクラップのリズム、シンプルなワードのボイスサンプルにシンプルなシンセリフ、これらの押し引きによって展開が作られる曲。
とにかくラフでエロティックなサウンドによって構成されているのに4つ打ちという、何とも言えない独特さはこの音楽の強みの1つですね。

ちなみにDJ Funkはこのジャンルの代表格と言っても過言ではない大ベテランであり、30年のキャリアを持ちながら未だに現役で活動しているアーティストです。
今年に入ってからbandcampのアカウントを立ち上げ、今まで配信されていなかった過去曲の大量公開を始めているので、是非以下URLからご覧ください。
Music | DJ FUNK

07 / DAVE ARMSTRONG / SOMETHIN’ LIKE DIS (DA’S FLOORFILLA MIX)

DAVE ARMSTRONG / SOMETHIN’ LIKE DIS (DA’S FLOORFILLA MIX) – YouTube

カナダのプロデューサーDave Armstrongによるディスコ
フィルターを織り交ぜたギターの音がファンキーであると同時にほんのり哀愁を感じさせる、個人的にはかなり刺さるフレーズが特徴的。
ベースのグルーヴや、金物ハイハットの推進力など小気味良さもあるこのバランスが絶妙です。

かつて特別連載 – 第3回:ディスコ編に於いて取り上げたこともある曲で、個人的には出会った当初からずっと好きな1曲だったりします。
未だにヴァイナルしか出ていないのですが、今年に入ってからヤフオクで見つけて買いましたという報告を受けました。

10 / Kyle Pound / Makin’ Moves

Kyle Pound – Makin’ Moves (Original Mix) [Ammo Recordings] | Music & Downloads on Beatport

イギリスのプロデューサーKyle Poundによるアッパーハウス
ネタ元であるThe Pointer Sisters / Dare MeR&Bの大名曲であり、
特にハウスディスコに於いては散々サンプリングされているので耳に覚えのある方もいるのではないでしょうか。

ソウルフルなボーカルと煌びやかなシンセ、そして隙間を活かした跳ね感のあるリズムの組み合わせが一貫して続くアップリフティングなトラック。
ファンキーでポジティブなハウスディスコが好みの方に強くオススメしたい1曲です。

12 / MC SPARKS & MC KIE / FLY BI (REMIX)

Teebone ft MC Kie & MC Sparks – Fly Bi (Unknown 4×4 Remix) – YouTube

リリース年度、及び制作者不明のベースライン
原曲ガラージのクラシックとして有名で、数々のリミックス、サンプリングに用いられていますが、
これは所謂ホワイト盤と呼ばれる、何も情報が載っていないヴァイナルに収録されていたものになります。
太いベースラインと4つ打ちのビートを主軸に置いた推進力の高いリズムに、いなたいラップの絡みがワルくもありつつ、ファンクネス指数も高い。
汎用性とインパクトという側面で見ても申し分ない絶妙な1曲です。

17 / DJ Jedi / Go!

DJ Jedi – Go! (Original Mix) [Jedi Recordings] | Music & Downloads on Beatport

イギリスのプロデューサーDJ Jediによるレイヴ
これがこの日Bizarre Inc / Playing with Knivesが3回かかる発端となった曲です。
ピアノフレーズが連打になったことでよりアグレッシヴさが増している、インパクト満点のアレンジ。
こういう4つ打ちとブレイクビーツが混ざり合ったリズムも好みで、未だにレイヴを聴き続けている原因の1つです。

19 / High Contrast / Rez

High Contrast – Rez (Original Mix) [All Around The World] | Music & Downloads on Beatport

イギリスのベテランプロデューサーHigh Contrastによるドラムンベース
曲名の通り、Underworld / Rezネタ。
とはいってもHigh ContrastUnderworld / Scribbleのプロデュースに携わっていたり、
アーティストとしてHigh Contrast (ft Tiesto and Underworld) / The First Note Is Silentという形で大々的に競作を世に送り出しているので、この曲は半ば本家公認のリミックスとして受け取られているフシが強く見受けられます。

あの複雑なフレーズがドラムンベースの速度とリズムにハマるようにアレンジされているのがビックリポイント。
それも展開を経るごとにスケールの長いストリングスやパッドがどんどん重なっていき、重厚感、疾走感、高揚感、開放感が次々押し寄せてくるので圧巻です。
いつかHardonizeで使いたいと思っていた曲だったので、今回ようやくといった感じです。

23 / Bellini / Samba De Janeiro (BAUGRUPPE90 Edit)

Stream Bellini – Samba De Janeiro (BAUGRUPPE90 Edit) by BAUGRUPPE90 | Listen online for free on SoundCloud

ドイツのプロデューサーユニットBAUGRUPPE90によるテクノ
タイトル通り、Samba De Janeiroネタです。
あのフレーズをフィルでちょっとだけ使ったあと、ほぼリズムだけのパートが繰り出される展開がパッパラパー指数激高で大変良い。
うねりのあるベースフレーズを軸に、随所にパーカッションが差し込まれたリズムから漂う生っぽさもまた特徴的です。

この曲は2021年末にフリーダウンロードで公開されたもので、今見たらまだ継続されているようなので、持っていない方は以下URLから是非お早めに。
Bellini – Samba De Janeiro (BAUGRUPPE90 Edit) | BAUGRUPPE90

26 / Sound De-Zign / Happiness

Sound De-Zign – Happiness (Original Mix) [Armada Music] | Music & Downloads on Beatport

オランダのプロデューサーユニットSound De-Zignによるメロディアステクノ
MCの部分はTodd Terry / Reach Out PreacherShena / Let The Beat Hit’ Emをサンプリングしたビッグチューン。
リリースは2000年なのですが、ハウステクノトランスが混然一体となった当時のバリアレックスタイルがめちゃめちゃ現れている曲としてモロ好みです。
これをかけた際にDJ KITAさんがアガってくれたのも印象深い出来事でした。

28 / Kettama / 1997

Kettama – 1997 (Original Mix) [Steel City Dance Discs] | Music & Downloads on Beatport

アイルランドのプロデューサーKettamaによるメロディアステクノ
ややラフなビートに推進力のある16分刻みのハイハット、スペーシーなパッドシンセと残響音強めの女性ボーカル、そしてメインフレーズとなるトランスを彷彿とさせる開放的なシンセと特徴のある要素がてんこ盛りの曲。
今回はメロディーものの流れで使いましたが、ハードな流れからでも全然噛み合いそうな汎用性の高さも抜群に好みです。

実はこの日の2曲目に同EPに収録されているKettama / Found My Angelというトラックを使用しており、同じセットの中で同作品から複数曲使用したのは自分の中ではかなり珍しかったりします。
それくらいここ最近の彼の作品はツボに入ることが多いので、この手のシリアスさより楽しさを感じられるメロディアステクノが好きな方は是非チェックしてみてください。

【次回】

そんなワケで今回はここまで。

次週11月14日は774Muzikさんが担当します。
では。

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