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今週のオススメハードテクノ – Resident ‘s Recommend 2016/08/04

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりにワタクシが担当致します。

ご存知のようにHardonizeはハードテクノにスポットを当てたパーティーですが、
一口にハードテクノと言っても色々あるわけでございます。
大まかに分ける方法として雰囲気で陰と陽、
つまり暗いハードテクノと明るいハードテクノとすることもできます。
前回前々回で紹介したRaul Mezcolanza、David Moleonはお聴きの通り
派手で陽気なトラックを多く作っているため、上記分類では陽と云うことになります。

と云うわけで今回は反対に陰のハードテクノについてご紹介したいと思います。
スポットはこの人。

【Ganez The Terrible】

Ganez The Terrible

モン・サン・ミシェル修道院で有名なフランス西部、レンヌのクリエイター。
キャリアは相当長く、90年代後期から20年以上活動を続けている大ベテランです。
CENTRAL MUSICと云うセルフレーベルからのリリースが主立ってますが、
伝説のアシッドテクノレーベルであるSTAY UP FOREVERや、
フレンチハードコアレーベル、ASTROFONIKのサブレーベルからのリリースもあったりと
多岐に渡ります。
作風もこれまたハウス、テクノ、ブレイクスからシュランツまで幅広いですが、
DJや楽曲を聴く限り、コアになっているのはハードテクノ、
それもアシッドテクノ要素のあるビヨビヨ鳴っているハードテクノでしょう。
鳴っている音色は変わらず、シンセのパラメーター操作だけで曲の展開を作るこの音楽は
今尚中毒者を量産し続けています。
彼の音楽に触れることで出口の見えない深みにハマる感覚を味わうことができますよ。

余談ですが2013年に初来日しており、その際に見に行きました。
アシッドやミニマルの推進力にグイグイ引っ張られて2時間があっという間でした。

そんな彼のオススメ楽曲がこちら。

Ganez / Vida Conyugal (Re-Edit)

Ganez The Terrible / Krystalik

Ganez The Terrible / Land of Acid

Ganez, Dr Chekill feat. The Egg / Brutal

Ganez The Terrible / Eighties

あと大分前の作品ですが、このEPに入っている
Ganez The Terrible / Antologik
と云う曲もシンプルながら力強いストンプ系ハードミニマルでオススメです。
フリーなので持っていくが良。
Motormouth Recordz
http://www.motormouthrecordz.com/post-cult.htm

次週は774muzikさんが担当します。今回はこれにて。


今週のオススメハードテクノ – Resident ‘s Recommend 2016/07/21

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりにワタクシが担当致します。

ハードテクノと一口に言っても毛色は様々で、渋いのもあれば派手なのも未だにリリースが続いております。
我々Hardonizeレジデントはそれらを求めて毎夜広大なネットの海を放浪しているわけなのですが、ここまで1周しただけでも各々の紹介の仕方に違いが見られますね。(※)
一緒にパーティーを行っている仲とはいえ、それぞれバックグラウンドも違えばプレイする楽曲に対する考え方も違うので、
次回、そして今後のHardonizeにおける予習みたいなものになれれば嬉しいです。
『ハードテクノってこんななんだ。』と思って頂ければ尚結構。

さて、2人目はこの人にスポットを当てます。

【David Moleon】

David Moleon

スペインの宮殿都市、グラナダのクリエイターです。
2006年のリリースを契機に翌年にはMoop Upを設立して活動に拍車をかけ、
現在はそれに加えてRed Ribbon、Waaz Musicと云ったレーベルも運営しているハードテクノ功労者。
彼のトラックは前回書いたRaul Mezcolanzaに比べるとキックのアタックこそ強いもののやはりベースは深くて太い、と云うか曲によってはミックスしたときに明らかに浮いてしまう程に高い音圧を誇るものが多々あります。
そんなDJ泣かせでありながら自身のプレイはターンテーブル/CDJの2デッキと云うシンプルな機材構成で、まあエフェクターはバシバシかけるし2枚使いもやるしで聴く人を飽きさせないスキルの持ち主。
一方でクリエイター用にもサンプルパックをBandcampで販売しているなどこっちはこっちで泣いて喜びそうな活動をしております。
近日Vol.3の発売も控えているそうです。現在or未来のハードテクノクリエイターは是非お求めください。
そんな彼のオススメ楽曲がこちら。

David Moleon / No Control

David Moleon / Ovalo

David Moleon / This is Music

David Moleon & Rantan / Namaste

David Moleon / Sunny

次週は774muzikさんが担当します。今回はこれにて。


オマケ。他レジデントがこのターンで挙げたものについての感想とか追記。

774muzik氏のオールドスクール回は生粋のレコードコレクターだけあって成程なって感じでした。
本人も現場でよく使ってる4曲ですし好きなのが伝わってくる。
昔からテクノ聴いてるぜってオツな人はパーティー前に彼にリクエストを飛ばすと大抵喜んでかけるんじゃないかなって思ってます。
あえて要望を述べるならこれも加えて欲しかった。
ジャーマンテクノと一味違うUKのバウンシーなテクノ。

Green Velvet / La La Land (Dave Clarke Remix)

元記事はコチラ。

今週のオススメハードテクノ – Resident ‘s Recommend 2016/07/12
クラブミュージックには、時としてRemixの方が原曲よりも有名になってしまうことがあります(例えばUnderworldのBorn Slipp...

Sango氏の夏っぽい派手なセレクトも本人の性格からして分かる分かると頷く内容でした。
DJに於いてもテクノの反復要素を大事にしつつ、それでもインパクトのある曲をセレクトするので、アップリフティングなテクノで踊りたいと云う人に強い気がします。
して僕がこのテーマで選ぶとしたらこれかなぁ。
ド派手と云う感じではないけれどアーバンっぷりが夕焼けの夏の海に合いそうな感じの。

Budai & Vic / Let the beat hit’ em

元記事はコチラ。

今週のオススメハードテクノ – Resident ‘s Recommend 2016/07/14
この企画も始まって2週目。4番手はSangoです。 季節も夏なので、ハードグルーヴの中でも「なーんか夏っぽいー」って感じの所をチョイス...

そしてオーガナイザー、Yuduki氏のどっしりハードミニマルも、これまた他の人にはない目線で紹介してて好みでした。
Phonってアーティストは知りませんでした。
ちょっと調べたらダークなドラムンベースと2足の草鞋で活動してる人なんですね。ナイス変な人。
尖ったリズムが忙しい系のハードミニマルは独特のグルーヴがあるし、あんまり聴く機会がないと思われるので、ストイックな中にも変化球を求める人にどうでしょう、ウチのボス。
とゴマを摺っておいてそこに寄せるとなると個人的にオススメなのがRiotbotってアーティストです。
いずれこの記事単体で組みたいくらいには好きですね。

Riotbot / Tiberian Sun

元記事はコチラ。

今週のオススメハードテクノ – Resident ‘s Recommend 2016/07/18
先々週から始まった「今週のオススメハードテクノ」のコーナーも1周した2回目の担当は最初に戻って私yudukiが送ります。 昨日、外に出たら...