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今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2022/04/21 【#40プレイバック】

 

はいこんにちは、こんばんは、さんごです。

 

もう2週間近く前のことになってしまうのですが(もう!?)Hardonize40回目が無事に終了いたしました。

前回同様に14時スタート20時終わり、Passmarketによる事前予約制という制約下ではありましたが、今回もノートラブルで終わらせることができました。ありがとうございました。

当日はゲストビールとして沼津HazyIPAが投入されまして、うまかったー!プレイ終わるまでは呑めない(呑まない)マンなので我慢した甲斐があってのファビュラス飲酒…!とても良い気分になりました。

 

【次回のお知らせ!】

もうですね、次回Hardonize日程が決まっているわけなんですよ!


3か月後の07月16日です。情報も随時公開されるかと。

 

 

さてそれでは、Hardonize#40の振り返りをやっていきましょう。

Hardonize #40 / Sango (15:15-16:30)

01. Basic Needs (E110101 Remix) / E110101, Marcos Fagoaga

間違えて別々のデッキでかけて繋いでしまった…!!そしたら片方だけキーロックが掛かっていなかったので、曲の途中で転調したように聞こえたので「なんか格好いいから、いっか!」と少しおトクな気持ちになったのはここだけの内緒だ。

02. Chemical Substances (Original Mix) / Noks

03. Even Though (Anna Sonic Remix) / Mr. Rog

04. Cloud Surf (Original Mix) / Tino

05. Mastermind (Original Mix) / G8

06. Lock’s (Original Mix) / F.Tek

07. Loca (Original Mix) / Metrakit

08. Groove Inside You (Original Mix) / Goncalo M

09. Feel (MRD Remix) / Lee Ann Roberts

前回掛けようかどうか考えて、まー誰か掛けるだろうなあとセトリの片隅には入れていたものの結局かからなかったので今回は正式に登場というわけです。格好いいよねー。

10. Tribal Sweet (Original Mix) / Eric Sand

11. Impressions (Original Mix) / Hertz Collision, Gene Richards Jr

12. We Are Family (Micronic Remix) / MusicMan2020

13. Funkisses (Almir Ljusa Remix) / Arnold

14. Tarde De Madrid (Lorenz B Remix) / Hernan Pallero

15. Let’s Go (WTF) (Original Mix) / James Black Presents

16. Hey Hey (Original Mix) / LemoDj

「なんかアイツいつもと違う事やっとるで」と物議を醸したとか何とかですが、ちゃんと去年の夏に当ブログで紹介している楽曲なんですよ!!変なテクノ枠だけど。この曲のある地点(CUE)より次の曲かけるとブレイクの美味しくなる所でいい感じに終わる、という「発見」があったので採用となりました。立派な前振りです。

17. Pontape (Coyu & Flug Remix) / Renato Cohen

こちらは別の意味で物議を醸しましたねー。20年越しで新リミックスが出るとは。プラネタリーアサルトシステムズのリミックスが好きな人が多いと思いますが、こちらのブレイクの上がり方が個人的には好きです。

18. Funky Hipster (Homma Honganji Remix) / DJ Brutec

19. Get Loud (Original Mix) / Chris Chambers

Hardonizeはラジオノイズ体操が「お約束」としてお馴染みですが、わたくし個人の「お約束」はゲットラウドでございます。年に1回はかけないと気が済まない。そんなわけで、ようやく、4月にして今年一発目のゲットラウド。

20. Second Sight (Original Mix) / Riotbot

21. Techy Techy [Original 12inch Mix] / Yoji

ここからちょっとだけテックダンスゾーン。

22. I Know I Love You (Original Mix) / Yosshie 4onthefloor

素敵な曲なんだけどタメの4拍を忘れていて次との繋ぎがズレてしまった…

23. Chicas De La Vida / Aitor Ronda

久しぶりに使いましたねえ。Aitor Rondaはこれを世に出した時点でえらい。とてもえらい。

24. Fill Harmonik (Rework) / Remo-con

25. Terminal Destination / Brent Sadowick

サドウィックの曲は展開がわかりやすいので、次の人へのパス曲としてよく最後に使わせて貰っているのです。セトリでもそういう「渡し曲」を2~3曲は常に最後の方に並べている。これはイベント用セットならではですね。

 

 

というわけで本日はここまで。次回更新は4月26日です!


【特集】Hardonize#40 プレイリストピックアップ - Resident’s Recommend 2022/4/14

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりに担当致します。

【Hardonize #40 無事終了】

先週はHardonize #40でした。
直前で色々変更があったものの、多方面のご協力の元、無事に終演致しました。
お越し頂いた方々、お聴き頂いた方々、本当にありがとうございました。

今回、ゲストの2名の時間枠が通常より15分多くなったため、ちょっと贅沢にプレイを披露して頂く運びになったのですが、Morphonicsさんもorinetoneさんもそれぞれの個性がパンパンに詰まった内容で眼福でした。
orinetoneさんは久しくハード系4つ打ちのプレイを見る機会が無かったのですが、大きくテックダンスに振り切ったプレイで『あ、そういえばこの人こういうの好きだったし上手かったわ。』というのを再認識しました。
片やMorphonicsさんは新旧各種ハードテクノを若干テンポ速めで紡いでいくアグレッシヴなプレイで、毎度Hardonizeのカラーにしっかり沿って頂けていることに嬉しくなりました。
両者とも是非またHardonizeでプレイして頂く機会を設けたいですし、REV-TUNEさんもリベンジさせたいと思っております。
重ね重ねありがとうございました。

ちなみにまだこの日のアーカイブが残っておりますので、ご来場、ご視聴頂いたかも未見の方も見られるうちに是非。
https://www.twitch.tv/videos/1450632659

【告知】

早速ですが次回Hardonizeの日程が決まっております。


07月16日です。

グストも既に内定が出ておりますが、追って情報公開致します。
内部的には今から何をやるか考え出す人がいてもおかしくないんじゃないかなって組み合わせです。
何卒。

あと個人的な出演機会ですが、04月30日に渋谷Another Dimensionにて行われる『¡¡SAKE!!』というパーティーにお招き頂きました。


その名の通り、日本酒にスポットを当てたパーティーで酒好き且つ腕利きのプレイヤーがヘベレケでブースに立つといった催しです。
当日は各人が選りすぐりの日本酒を持ち寄り、注文可能なメニューとして提供するらしいので選曲以外のセンスも問われています。
とても、ハードルが、高い。

テクノ的に縁の近いところだとお馴染み且つ新婚のTakayuki Kamiyaさんや、度々テクノ系パーティーを行っている錦糸町Little SAKE Square店長、mizmさんなどがいるのでまぁまぁテクノも流れるんじゃないかと予想しています。
透明なお水が好きな方は是非お越しください。

【Hardonize #40 トラックリスト】

さて、自分はこの日トップバッターを仰せつかりました。
色々あって前回に引き続き2連続トップバッターです。
その前回が比較的メインストリームテクノからシリアスなサウンドを中心に立ち上げていくプレイだったので、今回はそれとは違うアプローチでハードテクノに遷移していく内容にしました。
大まかにはディープベース非4つ打ちテクノUKガラージハードハウスディスコテクノハードグルーヴレイヴ系ハードテクノテックダンスハードテクノ
折角持ち時間が長くなったこともあって、ジャンルの横断数も多めです。
ハードテクノのパーティーに於けるプレイ内容かどうかと言われると非常に怪しいですが、そこはあの、ほら、Hardonizeなので。

全容はこちら。

No. Artist Track Link
01 ASHE Individualism beatport
02 Maxime Dangles Gigi (Giselh Remix) beatport
03 FJAAK (feat J.Manuel) XoXp0rt (Cocktail Party Effect remix) beatport
04 RNDchaos A beatport
05 AMIT Acid Trip (J:Kenzo Remix) beatport
06 Neida Frantic beatport
07 OXIDE & NEUTRINO BACK 2 DA FLOOR Spotify
08 Soul Mass Transit System Wine beatport
09 LIAM B BLUE & RED bandcamp
10 Soulecta Got This beatport
11 Serious Danger A Taste of Rio’s Showbar (Sandpiper Mix) beatport
12 Perpetual Motion Keep on Dancin’ (Let’s Go) (Banging Club Mix) beatport
13 DJ Disco (NL) Let’s Dance beatport
14 JMF, Sammie Hall I Feel Fine (Miami House Party Remix) beatport
15 Joey Beltram Solar Storm beatport
16 Dave Mol You Brake Me Feel beatport
17 Fuma Funaky Florka (Homma Honganji Remix) beatport
18 Aitor Ronda Pagando Mi Cumpleanos beatport
19 ryoh mitomi haru-kaze YouTube
20 Pavel Bibikov Feeling The Vibes beatport
21 Mr. Sam, T99 Anasthasia beatport
22 The Obsessed Equinox beatport
23 Hamaton3 The Tribe (Coutts Remix) beatport
24 Adam Beyer Dirty Lagoon beatport
25 RICHARD LOWE Razorback beatport
26 Schizoofr3nik Tribal beatport
27 Lost Minds (DE) Prison (Shadym Remix) beatport

例によって数曲かいつまんでご紹介します。

【曲紹介】

03 / FJAAK (feat J.Manuel) / XoXp0rt (Cocktail Party Effect remix)

XoXp0rt (feat. J.Manuel) (Cocktail Party Effect Remix) by FJAAK, J.Manuel on Beatport

ドイツのプロデューサーCocktail Party Effectによる非4つ打ちテクノ
強烈なまでに不規則なビートの上をノイズ、グリッチの施されたスネア、アシッドシンセといった無機質な音が入り乱れる変態トラック。
今回はこういったアングラ感漂うものを序盤に固め、そこから浮上させるというのが1つのテーマでした。

ちなみにこれの原曲を手掛けたFJAAKの周辺ではこの手の不定形リズムの曲が大量にリリースされているので、ヒトクセあるテクノをお探しなら是非押さえておきたいところです。

05 / AMIT / Acid Trip (J:Kenzo Remix)

Acid Trip (J:Kenzo Remix) by Amit on Beatport

イギリスのプロデューサーJ:Kenzoによるディープダブステップ
J:Kenzoは現代ディープダブステップを牽引する重要アーティストの1人であり、原曲も2013年にリリースされたクラシックに当たる曲なので存在感のある作品です。
タイトル通りシリアスなアシッドシンセのフレーズと深度のあるベースが特徴。
1拍3拍のキックや4分打ちのハイハットなど、使われているサウンドも相まってテクノに通ずる要素もあったりするので、畑違いでもこういったセットに組み込みやすいと思います。

07 / OXIDE & NEUTRINO / BACK 2 DA FLOOR

Back 2 da Floor ・ Oxide & Neutrino

イギリスの1DJ1MCユニットOxide & NeutrinoによるUKガラージ
UKガラージというとオシャレだったりエモーショナルな楽曲がイメージされがちですが、これはそれらとは趣きが異なる怪しく蠢くベースラインに一極集中させたトラック。
ベースの深度は維持しつつ4つ打ちに遷移していく過程で使いました。
リリースは2001年と激古なんですが、シンプルな構成なのでベースミュージック全般に応用がききます。

この手のガラ悪サウンドが好きなら是非この曲が収録されたアルバムExecuteを是非手に取ってみてください。
フルレングスのものは15曲入ってますが、見事に全曲こんな感じです。

10 / Soulecta / Got This

Got This (Original Mix) by Soulecta on Beatport

イギリスのプロデューサーSoulectaによるUKガラージ
こっちがオシャレな方のUKガラージ
跳ね系のレトロなシンセとカットアップ気味に配置されたボイスサンプルの絡みがリズムと相まって大変気持ち良い。

Soulectaは現代UKガラージを代表するアーティストであり、こう、男女が良い感じになれるようなトラックが多くてオススメです。

13 / DJ Disco (NL) / Let’s Dance

Let’s Dance (Original Mix) by DJ Disco (NL) on Beatport

オランダの大御所プロデューサーKlubbheadsの変名義によるファンキーハードハウス
昨年にリイシューされたことで知った楽曲ですが、元は1999年リリースだったようです。古典!
ディスコサンプリングにドンクベースが合わさった非常にファンクネス指数の高いもの。
このハイブリッド感こそハードハウスの醍醐味の1つであり、こういうのを聴きたくてこの音楽を掘っている感じはあります。

15 / Joey Beltram / Solar Storm

Solar Storm (Original Mix) by Joey Beltram on Beatport

アメリカの大御所プロデューサーJoey Beltramによるディスコテクノ
特別連載:ハードテクノとは何か? – 第1回:黎明期編で触れたようにハードテクノの誕生に於いて少なくない影響があったとするJoey Beltramですが、同じくらいディスコテクノのインパクトが強いアーティストでもあります。
この曲もその中の1つでフィルターをこれでもかと駆使しつつ、特大のディスコリフが襲い来るビッグチューン。
頭カラッポにして踊れます。
4分半とタイトに纏められた尺もDJとしては大変ありがたい。

Joey Beltramディスコテクノワークスはテクノ感を保ったまま強烈なファンクネス指数を叩き出すので本当に好きなものが多いです。
The Anthemのリミックスは有名ですが、他にもThe Infinite WisdomBeyonderSuper MagneticBitches & Drum Machinesのリミックスなどなど、全部聴いてほしい。

17 / Fuma Funaky / Florka (Homma Honganji Remix)

Florka (Homma Honganji Remix) by Fuma Funaky on Beatport

日本のプロデューサーHomma Honganjiによるハードグルーヴ
Hardonize一堂いつも大変お世話になっております。今回の本願寺チョイスはこちらに相成りました。
厚め且つドライブ感のあるリズム帯に加え、ややローファイな裏打ちのシンセがハードグルーヴのコアを体現しているかのような曲。

18 / Aitor Ronda / Pagando Mi Cumpleanos

Pagando Mi Cumpleanos (Original Mix) by Aitor Ronda on Beatport

スペインのプロデューサーAitor Rondaによるハードグルーヴ
リズムの推進力は言わずもがな、メインパートのギターリフ、ブレイクで差し込まれるブラスとストリングスの混合がハードテクノらしからぬドラマティックさとエモーショナル感を生み出しており、リリースされた2010年から今2022年に至るまでずっと好きな曲。
それユエに結構出し惜しみしがちな曲でもあり、ましてやトップバッターで使うような曲でもないのですが、なんか色々なテンションが重なり合ってドロップさせましたね今回。

19 / ryoh mitomi / haru-kaze

ryoh mitomi / haru-kaze – YouTube

日本のプロデューサーryoh mitomiによるメロディアスハードテクノ
国産ハードテクノの隠れた名曲、そしてハードテクノに於ける季節の1曲。
小気味良いハイハットに主張の強いグルーヴィーなベースにオルガンライクなシンセがドラマティックに展開する構成。
一生忘れないハードテクノ特集でも挙げた通り、この路線に於いては堪らなく好きな曲です。

22 / The Obsessed / Equinox

Equinox (Extended Mix) by The Obsessed on Beatport

イギリスのプロデューサーThe Obsessedによるレイヴ系ハードテクノ
一貫して肉厚なボトムを軸に時折差し込まれるレイヴスタブがインパクト大。
ブレイクでのブレイクビートやオールドスクールレイヴではお馴染みのボイスサンプルも薄くサンプリングされていたり、好事家をニヤリとさせる仕掛けが散りばめられているのも高ポイントなトラック。

これをかけている最中、今回ゲストのMorphonicsさんがブースに来て『これ格好良いよねー。俺もかけるわ。』といって本当にこの日2回かかりました。

24 / Adam Beyer / Dirty Lagoon

Dirty Lagoon (Original Mix) by Adam Beyer on Beatport

スウェーデンの大御所プロデューサーAdam Beyerによるハードテクノ
昨年辺りからハードテクノに寄ったトラックが増えてきたなと感じていたAdam Beyerですが、直近のリリースとなるコレがあの頃の勘を取り戻したかのような攻めっ攻めの内容で涎出ました。
現代テクノを踏襲した太いビートはそのままにレイヴスタブのようなシンセが打ち鳴らされるインパクト大のトラック。
薄く敷かれたシンセが空間的な広がりを見せる技巧派な側面も感じ取れる辺り、大ベテランらしさも存分に披露されています。
早くも今年の傑作リリースです。

27 / Lost Minds (DE) / Prison (Shadym Remix)

Prison (Shadym Remix) by Lost Minds (DE) on Beatport

ドイツのプロデューサーShadymによるハードテクノ
アグレッシヴ且つオーソドックスなハードミニマルビートの曲ですが、ウワモノはGHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊の劇中曲川井憲次 / 謡I – Making of Cyborg
本当定期的にこのネタ世の中に出るなと思いつつ、見つけるとつい買ってしまう病。
今回のオチとしてこの曲でSangoさんにバトンタッチしましたが、特に拾って貰えず普通にヌルっと始められてしまったのが寂しかったです。

ちなみにこっちは一昨日の記事の通り、yudukiさんも使ってました。
格好良いしインパクトあるし、仕方ない。

まとめ

以上、Hardonize #40プレイリストをお送りしました。
自分がDJを行う上で好きな要素としてレイヴディスコベースラインの3つがあるのですが、今回その全部をハードテクノというキーワードで繋いだ感じになりました。
大方最近のトラックを用いているものの、ちょいちょい懐かしめのトラックを散りばめられたりしてその辺りも楽しかったです。
とはいえ、本当にクロスオーバーに徹するともっとしっちゃかめっちゃかになりますので次回辺りでそれを披露できたら良いなと思っております。(謎予告)

そんなわけで今回はここまで。

来週末はお馴染み同人音楽即売会M3なんですよねーという書き置きをしつつ、次週04月19日は774Muzikさんが担当します。
では。

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