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6月前半のハードテクノ特集:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2024/6/18

はいどうも、今週もHardonizeレジデントDJがおすすめのハードテクノを紹介する連載、火曜日担当yuduki(@akuwa)がお送りいたします!今週も何卒よろしくお願いいたします!!

お知らせ

昨日、次回Hardonizeのお知らせが告知開始となりました。
ということでまずはフライヤー画像から。

ということで、今回のゲストはCherryboy FunctionさんがDJ名義Cherryboyでの出演と、直近ではTREKKIE TRAX主宰3名との共作EP「Dream Team EP」(ドリームチーム!)のリリースのあったGUCHONさんの両名をお呼びしております。ハードテクノの印象があまり無いと思われるお二人ですが、そんなお二人の「ハードテクノ」がどう解釈してプレイしていただけるのかという部分を要注目です!

今回も優先入場登録受付中です。何卒。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfvoAI8zBSiJF-cYi8JRbRWVNsFi3yuKOw1YPiVLRom1Xq77w/viewform

近況

先週土曜日6/15はTYMM7回目でした。
来場者から何でも出てくるという意味でクラブミュージックのエレクトリカルパレードとも言われてたぐらい流石のジャンル大横断の(褒め言葉)TAKくんと、スクラッチを混ぜ込みつつシカゴハウスなどをどんどん繋いでいくDJ MASASHI MATSUIさんのお二人でした。凄い一夜だったし、あっという間だった。

ちなみに僕のプレイはこんな感じで、ブレイクス~テックハウス~エレクトロ~ハードテクノでの60分でした。

ビートの重いUK TECH HOUSEを早回しすると結構いい感じにハードグルーヴやハードテクノに結び付けられるのではないかという部分、なかなかの気づきでしたね。やわらかハードテクノが少し理解出来た気がします。また追求していきたい。

今週のピックアップ

Bud Red / Dark Night

ブラジルのテクノレーベル[Drak Records]から、跳ね感のあるノイジー目なボトムに載せて、鳴き声のようなシンセでストイックに展開していくハードテクノチューン。こういうので淡々とフロアで踊っていたい。

Dustdays244 / Obihiro Storm

北海道帯広出身のDJ/プロデューサーDustdays244によるハードテクノ。強烈な印象の残る、ディストーションのかかったシンセと短めのボイスサンプリングを軸にバウンシーなボトムで展開していくファンキーチューンで◎!

Fireground / The Element

説明不要の名門TRESORからナポリ出身のデュオfireground New、こちらもバウンシーなボトムに打楽器を使ったトライバルな雰囲気を醸し出しつつ、ブレイクで挿入されるオーケストラチックな弦楽器のサウンドで展開をビルドアップさせて盛り上げていくピークタイムチューンでGood!

Gary Beck / South Trap

Mural Rytmからの「Flod」がかなりのフロアキラーで話題となった(個人的にもめっちゃ使ってます)Gary Beckによる新作、今作は展開を抑えめにしつつも重厚感のあるベースラインとともにヒプノティックなシンセでストイックに展開していくピークタイムチューンの武器としても今作も絶好調な一発!買い!!ました!!!

Hertz / Timballe Festival Version

即買い!!!!!2023フロアアンセムの一角Hertz「Timballe」のリミックスが登場、今作はヴォーカルを追加して更にピークタイム向けに強化した様々な意味での「Festival」なバージョン!「REMIX」とデカデカと書いたそのジャケットにセンスはどうなんだと思いつつも曲は間違いなしなので買っておきましょう。

Kulage / Jango

Ayako Mori主宰[Physical Techno Record]10周年記念コンピレーションから、STANLLIE&BARBIEによるテクノユニットKulageのトラックをピックアップ!トライバルハードテクノというとファンキーに寄りすぎてしまう節もありますが、ストイックな展開とサウンドで温めたフロアをそのままキープし続けるグリップ力のある強力トライバルトラック!!

以上、今週のピックアップでした。
次回は木曜日更新、担当はTAKくんです。


今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2024/06/13

 

はいこんにちは、こんばんは。さんごです。

 

近況

前回の記事が2週間前、5/30だったと思うのですが、その翌日5/31から徳島県に行っておりました。

まあお馴染みの水辺ポケモンおじさん活動なのですがその途中で鳴門公園に立ち寄って来まして、鳴門公園と言えば四国と淡路島を結ぶ「大鳴門橋」があり、その橋の下側を歩いて途中まで行けてしまう「渦の道」というナイスでインダストリアル感溢れる施設があるのです。入場料510円。

 やべー

構造美、だいすき。

大鳴門橋は四国新幹線計画などが当初あったために鉄道を通せるくらいの規模で橋の下部を作ったのですが鉄道計画は頓挫、今はこうして見学通路になっているということです。免震構造になっているせいか、上の道路をトラックが通過するとゴンゴン揺れるのがまた楽しい!渦の道、かなりおすすめです。

最も肝心な「渦潮」については「モヤン……」と見えました。
見えたような気がする、くらいの。モヤン…

 

5月分のSpotifyリスト公開中

Hardonize chart 2024 May

最新ハードグルーヴ事情がサクっと追えてしまう恐ろしいリスト、Hardonizeクルー苦労の結晶がこんなにあっさりと。勿体ないので聴きましょう聴きましょう。

 

次回開催について

さて色々と出そろいまして、来週早々にはズドンと、こう情報が出る見込みです。日程に関してだけはある程度出ていた気がするので、ここでも釘を刺しておきますと8月上旬です。カレンダーに「ここじゃろ」って今のうちに赤丸しておきましょう。

 

 

 

では新譜紹介、いってみましょうか!!

 

今週の新譜紹介

Sandro Mure – Fiction (Original Mix) [Transfiguration Recordings]

Sandro Mure – Ydna KSB (Original Mix) [Transfiguration Recordings]

Sandro Mureの新譜、4曲入りEPから「これは!」となった2曲をピックアップ。Fictionの方は疾走感マシマシで軽快にピアノバッキングが鳴るアゲ曲。これはいいですよ!Ydna KSBの方はどっしりとしたハードグルーヴ然とした曲。

D’Mike – Sombrero (Original Mix) [Viso Techno Recordings]

D’Mikeってもっとこう、ベースグリグリ系のハードグルーヴを作る印象があるんですが毛色をガラっと変えてきました。ちょっと気だるい感じのラテングルーヴ。

Andy BSK – Let The Music Take Control (Original Mix) [Corrupted Data XL]

最近ミドルレンジなハードグルーヴをずっと作っている印象があるAndy BSK。少し駆け足気味のテクノで、ちょっと久しぶりな気が。ボイスサンプルのチョイスでストイックさを増しております。序盤戦~中盤戦トラック。

Kim Sanz, PEPO WB – Funky Cat (Original Mix) [SFMM]

なんか昔のTerminal Mとかのアナログに収録されていそうな楽曲ですね。テンションはグッと抑えめに、序盤戦にしっかり熱量を溜めるツールトラックとして重宝しそうな気がします。

Christian Fischer, DJ Murphy, Deckmonsters – Fucking Hard (2k24 remastered) [Definition Records]

Christian FischerとDJ MurphyのユニットがDeckmonstersなのでちょっとこの表記は紛らわしい気がしますがさておき、2008年にPatternsからリリースされたアルバム収録曲の2024年リマスターということになりますね。名前の通り鬼ハードのブレイクビーツ!ベースラインもまたえげつないです。

Konnect – U & I (Extended Mix) [Shelter]

鬼ハード曲の後はおキレイ系、爽やか哀愁テクノで。ブレイク明けたらしっかりテクノなので序盤戦で投入して「おっ??」って感じを出していくか、あるいは終盤戦で投入してパーティの終わりを匂わせるか。使い方はあなた次第。

 

 

 

というわけで本日はここまで。
次回更新は6月18日です!!