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新作ハードハウス特集:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2023/07/20

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりに担当致します。

【告知1】

次回Hardonizeの日程が公開されました。


10月14日(土曜日)、スタート時間が若干変わりまして15時からとなります。
場所はいつもの早稲田茶箱で変わりありません。

15周年イヤーの(おそらく)最後の回に相応しい方々をお招きしておりますが、それは追々発表していきます。
引き続きチェックの程、よろしくお願い致します。

【告知2】

以前Hardonizeにもご出演頂いた204さんの主宰するハードハウスにスポットを当てたオンラインプログラム、THE DAY OF HARDHOUSE 2023に参加させて頂くことになりました。


歴戦の先輩諸氏、フレッシュな若手の間を縫うよく分からない異物、ワタクシです。
年イチのスペシャルな回にお招き頂き、大変光栄に思っております。
ハードハウスは当連載でもちょくちょく取り上げているようにしばしば手を伸ばしてはいるものの、まとまってプレイする機会はほぼ無いため、この日はかなりフレッシュな気持ちで臨めそうです。

日程は08月06日(日曜日)16時スタート。
こちらはオンライン配信となりますので、各々良き環境で良きようにお楽しみ頂けますと幸いです。
配信URL:http://twitch.tv/204nws
っていうか数字の人多くない?

【近況】

先週の3連休は1日ずつMarco BaileyDJ QThrasher、というジャンルも国も違うビッグネームのプレイをそれぞれ堪能してました。
(何度見ても凄い並びだ。)
時にトレンドに阿らない、レトロなスタイルのトラックを織り交ぜつつ硬派なグルーヴをキープしていくテクノの妙、
如何にして瞬間最大インパクトを叩き出し、それをセットの中で更新し続けていくかというベースラインの技、
過度に圧縮されたビートの上でも繊細に緻密に音を紡いでいくハードコアの思想、
三者三様に全く異なる刺激を受けたので、かなり贅沢な休日だったと思うばかりです。
できる限りそれらを解釈して次の自分のプレイに反映させようと思います。

新しい機材を買った話とかもあるのですが、前置きが長くなってきたのでまた次回。

【今回のお題】

さて、当連載に於ける自分の回ではハードテクノのサブジャンルにテーマを絞り、その中のオススメ楽曲について取り上げていく形式となっております。

ハードテクノとはどういった音楽を指すのか知りたいと云う方がいらっしゃいましたら約半年に渡ってお送りしておりました特別連載ハードテクノとは何か?をご参照ください。

ハードテクノをサブジャンルごとに分類し、それぞれの生い立ちや代表曲などをまとめております。

今回取り上げるサブジャンルは先述のTHE DAY OF HARDHOUSE 2023出演に因み、

ハードハウス

になります。

特別連載に於いては第5回に取り上げたハウストランスの要素を持ち合わせたハイブリッドなハードダンスのスタイルです。
この音楽にスポットを当てた特集は過去4回(※)行っており、改めてここ1~2ヵ月の間にリリースされたトラックについてピックアップしていきます。

新作ハードハウス (2022年03月版)
新作ハードハウス (2021年05月版)
新作ハードハウス (2020年12月版)
新作ハードハウス (2020年04月版)

早速ですが新作ハードハウス紹介いってみましょう。

【曲紹介】

Klubbheads / 1 2 3 (Check This Out)

1 2 3 (Check This Out) (Extended Mix) by Klubbheads :: Beatport

オランダのベテランプロデューサーユニットKlubbheadsによるハードハウス
軽快なシンセリフと裏打ちのオルガンフレーズがこのジャンルならではの跳ね感を演出しているトラック。
ド派手な感じではないものの、オールドスクールマナーを踏襲した芯のある仕上がりは流石ベテランの貫禄といったところ。

Malugi / Reach Out

Reach Out (Original Mix) by Malugi :: Beatport

ドイツのプロデューサーMalugiによるハードハウス
こちらもオルガンシンセが特徴的、且つ金物リズムと相まって高い推進力を生み出している曲。
ループ感が強めなので別ジャンルとの橋渡しに向いてそうな気がします。

Agent Jack / Left Right

Left Right (Original Mix) by Agent Jack :: Beatport

イギリスのプロデューサーCupraの変名義プロジェクトAgent Jackによるハードハウス
芯のあるキックと地を這うベースというどっしり構えたリズム隊が特徴的。
その分ウワモノはシンプルなので、ある種使い手に解釈が委ねられているタイプのトラックとも言えます。

Dart / Get Up

Get Up (Original Mix) by Dart :: Beatport

アイルランドのプロデューサーDartによるハードハウス
ハードハウスに於けるオールドスクールマナーを完全に継承した2023年感が一切ないトラック。
控えめながらもトランスのウワモノ、うねりのあるハウスのグルーヴ、そしてテクノのループ感、
ハードハウスが4つ打ちダンスミュージックの複合体と言うべき理由が見事にこの曲に現れています。

Kid Dynamo / Pump The Beat

Pump The Beat (Extended Mix) by Kid Dynamo :: Beatport

イギリスのプロデューサーKid Dynamoによるハードハウス
圧の強いフーバーサウンドが全編に渡って鳴り響くヤンキースタイルのハードハウス
それでいてビートは完全裏打ちのベースを従えているのでこのジャンル独特のバウンス感は据え置き。
ガラが悪くてニッコリします。

Uke / Dirty Bomb (Nomadic Remix)

Dirty Bomb (Nomadic Remix) by Uke :: Beatport

イギリスのプロデューサーNomadicによるハードハウス
レイヴ直系のシンセリフにピッチ高めのボイスサンプル、そして完全裏打ちベースが快楽一直線という印象を与えてくれます。
IQを3くらいまで下げて聴くのがとても良いと思います。とても。

ちなみにUkeによる原曲もめちゃめちゃ個性が光っています。

Uke / Dirty Bomb

Dirty Bomb (Original Mix) by Uke :: Beatport

めちゃめちゃ太いテクノのリズムにこのウワモノが乗っている凄まじい違和感があるトラック。
飛び道具的に差し込むことでかなりのインパクト打点を叩き出せる筈です。
今回の変ミュージック枠。

これらの曲がリリースされているBOXT Recordsテクノハードダンス双方の要素を上手いこと織り交ぜたトラックが多い印象で、個人的にはかなり好きなレーベルです。

Dan Madams / Amnesia

Amnesia (Original Mix) by Dan Madams :: Beatport

イギリスのプロデューサーDan Madamsによるハードハウス
刻み系の軽快なシンセリフに軽快なリズム、小細工なしのストレートなハードハウスです。
ところどころで差し込まれるフィルターの使い方も、古き時代のファンクネスマインドを引き継いでいて良し。

この曲がリリースされているFeersumDan Madamsによって去年設立されたばかりの新興レーベル。
ストックこそまだ少ないものの、質実剛健なハードハウスが揃ってますので引き続き動向を伺いたいところです。

Househeadz / Bang The Box

Bang The Box (Original Mix) by Househeadz :: Beatport

アメリカのプロデューサーHouseheadzによるハードハウス
1991年にリリースされたハウスのビッグアンセムSterling Void / Don’t Wanna Goのピアノフレーズを盛大にサンプリングした卑怯極まりないリリース。(誉め言葉)
ずっと鳴っているストリングスや、アナログベースの独特な質感と相まってオールドスクール臭がハンパない。(誉め言葉)
レイヴ文脈で使っても埋もれない存在感があり、個人的にはかなり重宝しそうな曲です。

Rob Made / Fired Up!

Fired Up! (Extended Club Mix) by Rob Made :: Beatport

イギリスのプロデューサーRob Madeによるハードハウス
やや太めのベースに乗っかるスムースなボーカルとピアノフレーズがアーバンな雰囲気満点。
良い感じに終盤に向かう際の導入としては抜群の機能性を誇っているのではないかと思われます。

Dray / Girl

Girl (Extended) by Dray :: Beatport

ドイツのプロデューサーDrayによる速いハウス
これでもかと強調されたピアノリフとパッドシンセが群を抜いてエモーショナルな〆の1曲。
アシッドめいたベースラインと金物リズムの打ち方も気持ちいい。
踊り疲れた朝方に聴いてまた踊りたくなるようなトラック。

【次回】

そんなワケで今回はここまで。

次週07月25日は774Muzikさんが担当します。
では。

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新作ディスコ特集:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2023/07/06

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりに担当致します。

【近況】

少し前になりますが、06月25日はTOKYO HARD GROOVE SESSION 10TH ANNIVERSARYに出演させて頂きました。
あのフロア面子で、大先輩方のお株を奪わず、且つ時代を合わせようと思ったらJ-POPしか選択肢がありませんでした。
(TAKAMIさん曰く、『そんなワケねーだろ!』)

ちなみに内容はこんな感じです。

で、これもTwitterに書いたのですが、出番直前にラップトップがBIOSループに陥りまして。
リハーサル段階では何も問題なかったのに、DJ開始15分前にブースにセッティングしようとラップトップの電源を入れたら単色青をバックに単色灰色の枠が表示されて英語のメニューが並んでいる始末。
15年程ラップトップでDJやってますがこの現象に遭遇したのは今回が初めてで、あの瞬間は人生で焦ったベスト5には確実に入ったと思います。

結局前のDJの方に無理言って延長して貰い、なんとか5分~10分押しで復旧、出番自体は無事に終えることができましたが、
復旧までの間はブース横で電源を入れて軽くキーボード操作しては項垂れ、また電源を長押しして軽くキーボード操作しては項垂れの繰り返しで、しかもそれを結構色々な人に見られていたらしく、今思うと大分恥ずかしかったですね。

パーティー自体は今回も非常に楽しかったのですが、これも含めて試練になるとは思いませんでした。
アクシデントをどう乗り越えるかでDJの本質が現れるとはよく言ったのものですが、そう考えると自分はまだまだだなと痛感した次第です。
まだまだクラブから学ぶことは多い、というわけでラップトップ使いの人は重々気を付けましょう。

あとこれは近況と言うか前回のyudukiボスのエントリーで触れられていたおすすめイベント情報なんですけど、来週末がマジでヤバいですね。

14日金曜日にハードトライバル、ひいてはハードグルーヴの原型を作ったと言っても過言ではないMARCO BAILEYの来日が控えており、
翌15日土曜日はガラージベースラインの雄DJ Qが来日します。
更に16日日曜日はダークドラムンベースハードコアの架け橋となっているThrasherの来日と各ジャンルを代表する外タレラッシュが続きます。
個人的にはどれも見逃せないと感じているので、しっかりと体調管理をして来週を迎えたい所存です。

【今回のお題】

さて、当連載に於ける自分の回ではハードテクノのサブジャンルにテーマを絞り、その中のオススメ楽曲について取り上げていく形式となっております。

ハードテクノとはどういった音楽を指すのか知りたいと云う方がいらっしゃいましたら約半年に渡ってお送りしておりました特別連載ハードテクノとは何か?をご参照ください。

ハードテクノをサブジャンルごとに分類し、それぞれの生い立ちや代表曲などをまとめております。

今回取り上げるサブジャンルは

ディスコ

になります。

特別連載に於いては番外編の3回目に取り上げた、1960年代から続く由緒正しいダンスミュージックになります。
アーバンでファンキーな生音、もしくはシンセサイザーによるリフが特徴的であり、これらのパーツは現代の様々な音楽に引き継がれていることは耳馴染みがあると思います。
所謂オーセンティックなディスコはバンド形態による生音メインのサウンドになりますが、
Hardonizeで取り上げるからにはテクノハウスといったエレクトリックダンスミュージックとの相性が良いものに絞りました。

この音楽にスポットを当てた特集は過去2022年09月2020年07月に行ったり、近似的な内容として2021年07月に新作速いハウスとしてお送りしておりますが、
また暫く間が空いてしまったこともあるので、改めてここ1~2ヵ月の間にリリースされたトラックについてピックアップしていきます。

早速ですが新作ディスコ紹介いってみましょう。

【曲紹介】

Hatiras / Fire

Fire (Original) by Hatiras on Beatport

カナダのベテランプロデューサーHatirasによるディスコ
うねりのある太いベース、ゴージャスなブラスとストリングスがフィルターをくぐらせつつ進行し、その上をソウルフルな女性ボーカルがどっしり構えるファンクネス指数の高いトラック。
ハウスの肉感的でエロい雰囲気がムンムンに漂ってます。

Hatirasテクノに肩入れしていた2000年頃から相変わらずこういうディスコタイプのトラックを作り続けており、僕とか774Muzikさんは大好きですね。

DiscoGalactiX / Lunatic

Lunatic (Original Mix) by DiscoGalactiX on Beatport

オーストラリアのプロデューサーDiscoGalactiXによるディスコ
カッティングギターとシンセの絡みがポジティブな高揚感を煽るトラック。
アナログっぽい質感のあるベースもトラックのアーバンな雰囲気に一役買ってます。

Sean Biddle / Mo’Money, Mo’Problems

Mo’Money, Mo’Problems (Original Mix) by Sean Biddle on Beatport

アメリカのプロデューサーSean Biddleによるディスコ
こちらもブラスとストリングスのウワモノが特徴的ですが、太い存在感のあるベースとこれでもかと言わんばかりのフィルター使いがミソのトラック。
ループ感強めなので、一部のテクノとも合わせやすそうな気も。

Datsko / In Da Q

In Da Q (Original Mix) by Datsko on Beatport

ドイツのプロデューサーDatskoによるディスコ
やけに前のめりなオルガンシンセにリズミカルなラップが乗ったこちらもループ感の強いもの。
キックとかクラップの質感は妙にガラージを彷彿とさせる気がします。
尺の長さや曲全体の構成にも共通点があるので、そういうクロスオーバー要員としても存在感を発揮しそうな曲。
間奏にアーメンブレイクが差し込まれているのも面白ポイントですね。

Big Dope P, Reija Lee / Can’t Control Myself

Can’t Control Myself (Original Mix) by Big Dope P, Reija Lee on Beatport

イギリスのプロデューサーBig Dope PとオーストラリアのシンガーReija Leeによるディスコ
スムースなボーカルにキラキラしたレトロなシンセというエモーショナルさを演出しつつも、シカゴハウス直系の黒くて太いベースは維持という、ある種の相反した要素を持ち合わせたトラック。
2分半という尺の短さを活かしてスイッチ的に使えると理想的かなと思う一方、リズム主体の流れでいきなり放り込むとかもそれはそれでアリな気も。

Mr. Confuse / No Time to Snooze

No Time to Snooze (Original Mix) by Mr. Confuse on Beatport

ドイツのプロデューサーMr. Confuseによるディスコ
今回の変わり種枠。
ブラスやギター、オルガンといった生音メインの音使いは電子音楽以前のディスコファンクを踏襲している一方、
それが打ち込みのブレイクビーツに乗っているのが割と珍しめ。
割とヌルッと展開が変わっていくので4つ打ちの流れで使うのは難しそうですけど、個人的には何とか使う方法はないかと模索し甲斐を感じてしまう作品。

今回初めて見つけたこのMr. Confuseというアーティストですけど、昔からこんな感じだったんですね。
3年前の曲がこちら。

Mr. Confuse (feat. Inna Vysotska) / Lookout Weekend

Lookout Weekend (feat. Inna Vysotska) (Original Mix) by Mr. Confuse, Inna Vysotska on Beatport

力強いソウルフルなボーカルとカッティングギターにブラスサウンド、そして打ち込みの太いブレイクビーツ
めちゃめちゃインパクトあるし、DJ云々の前に曲として好きですねこういうの。

Phunky Data / Disco Graphy

Disco Graphy (Original Mix) by Phunky Data on Beatport

フランスのプロデューサーユニットPhunky Dataによるディスコ
本来のリリースは1997年らしいのですが、謎に先月配信開始となった曲。
やや落ち着いた感じを受けるオルガンの音がめちゃめちゃ太いリズムに乗っており、全体的にローファイな出音も相まって良い感じの古臭さが漂っています。
キックこそ4つ打ちですが、その他のドラムパーツやリフはブレイクビーツを意識させるものが多いので、使い方次第で両者間の間を上手く埋めてくれそうだなと思いました。
古い曲で例えるとGrooveyard / Watch Me Nowに近い思想を感じるというか、そういえばこれもローファイな出音でしたね。

他にも直近で配信開始になった曲というのが結構あって、純粋な4つ打ちもかなり好みでした。

Phunky Data / The Dancers

The Dancers (Original Mix) by Phunky Data on Beatport

こちらは2000年が初版ですが、配信は今年の05月からという時を跨いだもの。
延々反復するギターループに時折差し込まれるブラスのフィルというシンプルな構成ですが、見つけた時は『これこれ、こういうのでいいんだよ!』ってなってしまいました。
ウワモノだけ活かす形で近年のハードグルーヴと並行して流す、というツール的な使い方もできるかもしれません。

Samuel L Session / Velvet (Safety Session Mix)

Velvet (Safety Session Mix) by Samuel L Session on Beatport

スウェーデンのベテランプロデューサー同士、Adam BeyerJoel Mullのユニット、Safety Sessionによるディスコ
そして原曲がSamuel L Sessionなので、往年のテクノヘッズには堪らない名前が勢揃いしています。
ちなみにめちゃくちゃ昔の曲でJoel Mull, Adam Beyer / Safety Sessionという曲があったりします。
774Muzikさんが過去のHardonizeで使ってました。

その内容も名前負けしないくらいには凄い。
反復系のブラスリフに永続的なパッドシンセ、手数の多いパーカッションリズムとハードグルーヴ的要素が用いられている筈なのに変態的としかいえないベースが全てを食ってしまっている曲。
出音、フレーズ、そしてうねり方全てがおかしく、ただひたすらに不穏。

別の曲のベースが間違えて入っちゃったんじゃないかとすら思えます。

Alex van Alff / Homeboyz

Homeboyz (Original Mix) by Alex van Alff on Beatport

オランダのプロデューサーAlex van Alffによるディスコ
前のめりな金物リズム、動きのあるベースライン、アップリフティングなピアノループ、シンプルなシンセと使いまくりのフィルターエフェクト・・・。
これぞ直球ドストライクなディスコテクノだと思うし、今回めちゃめちゃ好みに突き刺さりました。
個人的にこういう陽気で楽しい音を求めてディスコを掘っている感はありますね。

他の最近の曲もとても良かったのでもう1つ。

DJ Jeroenski, Alex van Alff / Don’t Look Back

Don’t Look Back (Original Mix) by DJ Jeroenski, Alex van Alff on Beatport

こちらは同郷オランダのプロデューサーDJ Jeroenskiとの共作。
手数の多いパーカッションリズムとストリングスループというシンプルながら相性抜群のツープラトン。
2000年代前後のディスコテクノに傾倒していた方にとっては、当時を思い起こさせる作りになっているのではないかと思います。

Eoghan Tomas / Music Is My Drug (Miami House Party Extended Remix)

Music Is My Drug (Miami House Party Extended Remix) by Eoghan Tomas on Beatport

イギリスのプロデューサーユニットMiami House Partyによるディスコ
過去のディスコ特集回に於いてもかなりの回数触れているアーティストではありますが、今回も個人的な大ヒットを叩き出しました。
芯のあるキックと完全裏打ちのベースによってグイグイ引っ張っていくリズム構成に加え、ループ感強めのギターリフとうっすら敷かれたストリングスがファンクネス指数高得点をマーク。
多種多様なサウンドがフィルで用いられていたり、パートによってはラップが乗っていたりと賑やかさも今回ピカイチ。
長くお世話になりそうなトラックが出てきて嬉しい限りなので、最後に紹介させて頂きます。

【次回】

そんなワケで今回はここまで。

次週07月11日(予定)は774Muzikさんが担当します。
では。

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