今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2025/07/29 【#50プレイバック】

こんにちは、あるいはこんばんは。774muzikです。
昨夜仕事から帰宅して寝落ちし、今日は午前様になった結果、今の更新となってしまいました…すみません。

さて、先日のHardonize #50にご来場いただいた皆さん、配信を見てくださった皆さん、ありがとうございました。
当日は物理的な暑さも相当なものがありましたが、会場の熱も高くて、今回も楽しかったですね!

僕のプレイはといいますと、前番手のさんごさんが終盤きれいめな音でまとめて来ていたので、その流れでFilterheadzから入り、ゴリッとしたハードテクノからトライバルを経由してハードスタイル、シュランツという感じでした。
あらためて録画で聴き直してたんですが、やんちゃではありますが思ったより悪くないぞ…と思いました(反省が足りない)

というわけで、本日はHardonize #50プレイバックやっていきますー。

Hardonize #50プレイバック

Filterheadz – Euphoria

清涼感溢れる名曲!1曲目に持ってくることはあまり無いんだけど、さんごさんがキレイめ方向に振ってたのでアリなんじゃないかと思って起用。

Hertz – Free Ride (Paul Mac Remix)

もう20年前の曲だけど最高。
これクリアヴァイナルの限定版が出てて、DJデビュー戦でも使ったんよね。
良い思い出。

Ben Long – Potential 2 (Umek Remix 2)

これは更に時代を遡って26年前のリリース。
淡々としつつも適度にテンションがあって素晴らしい。
独特な質感を持っててめちゃくちゃ好き。

Alex Calver, Christiaan Kouijzer, Zeusz – Hydraulix 24 A

声ネタがカッコよすぎる。

Hertz – Look Back

清涼感ありつつも、ボトムがしっかりしてて安定感が強い。
ホントHertzは素晴らしい。

Monika Kruse – Latin Lovers (Eric Sneo Forward Mix)

スネ夫らしいゴリっとした質感ながら、パーカスっぽい音も入っているので、ハードさをキープしつつトライバルに移行するためのスイッチャーとして起用。

The Third – E3

少し派手さを抑えつつもしっかり打ち鳴らすパーカッション。
トライバル系のMixならどこに入れても良い働きをしてくれる良トラック。

Carl Falk – Brazilicious

Carl Falkの作るトライバルが大好きで、ヴァイナルでしか出てないやつも含めてほとんど所持してるんだけど、その中でもおそらく使用頻度No.1。最高。
夏はやっぱこれよね。

Player – Player 001 (Ben Sims Remix)

Playerシリーズ1番のBen Simsによるリミックス。
ヴァイナルでも持っててめちゃくちゃお世話になった1曲。
てか、これが収録されてるEPマジで最高の曲しか入ってないので絶対買ってほしい。

DJ Dero – Technobatucada (Tuk Tak Percussion Mix)

DJ DeroによるStreet Carnivalネタ。
トライバルだった時代のDeroは最高や…(遠い目)

DJ Dero – Revolution 07 (Electrolatino Mix)

からの、もう一発Dero。この曲も扇情的でいいよね。
この2曲とも、CDアルバム「Revolution 07」に収録されてて、今でも中古で買えるので、是非ゲットしましょう。少しお値段上がってるけどね。

Hertz – Recreate (Montana Re-Edit)

リズム隊を派手にしたところから、上物も派手めな方向にシフト。
いや、やっぱ名曲ね。ブレイク長い。

Player – Revamp

レイヴ繋がりでVampネタへ。今回のHardonize、Vamp3回ぐらい流れてなかったっけ…?
メインフレーズ入る前にフロアのみんなにメインフレーズ歌われるという笑

BootMania IIDX – sTechy Fingers

JOJO第5部の処刑用BGM「il vento d’oro」とTechy Techyのマッシュアップ。BootMania IIDX新作です。
元々は、il vento d’oroを聴いてたときに「むむ…これはTechy Techy合うのでは…?」と閃いたのが最初。
で、駄洒落的にひっかけたタイトルとして「sTechy Fingers」というのを思い付き、そうであればブチャラティの最高にカッコいいセリフ入れたいやん…?ということで「覚悟はいいか?俺は出来てる」をブレイクに採用しました。
JOJOはキメ台詞のときに無音にしてくれるのが大変”分かってる”。

The Phrenetic Project – Spinning Me

お馴染みですが、いつまでも好き。
気に入らないポイントが無いっていうのはすごい。
あらゆる面で素晴らしい。

Showtek, Sevenn – Pum Pum (Da Tweekaz Extended Remix)

ハードスタイルへ。
Showtek – Pum PumのDa Tweekazによるリミックス。大好き。

Da Tweekaz – Jagermeister (Extended Mix)

からの、Da Tweekaz繋がりでイェーガーマイスター。
イェーガーご馳走様でした!
以前、某商業施設のステージで(家族連れとかを前に)プレイした時にかけたら、近くで出店していた年上のご婦人に「ヨーデルっぽい曲が良かった」と言っていただいた思い出の曲。
https://x.com/774muzik/status/1763809660069646473

P SERIES – Omen X

PシリーズからThe Prodigy – Omenネタのシュランツ。
実はJuno DownloadでPのバックカタログが販売されてます(全部じゃないけど)。
消える前にみんな買おう!

ということで本日はここまで。
次回更新は本日になってしまいましたが、DJ Sangoがお送りします。では!


新作レイヴ系テクノ特集:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2025/07/25

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりに担当致します。

【告知1】

今週末、Hardonizeの50回目を開催します。

2025/07/26(sat) Hardonize #50 at waseda sabaco | Hardonize web

隼雄さん、Takayuki Kamiyaさんをゲストにお招きした直球ハードテクノ回。
かつての特別連載で触れたように、多種多様なサブジャンルがハードテクノに内包されているわけなので、その辺りが余すところなく聴けるのではないかと思われます。
自分も特段奇を衒わず、ハードテクノのパーティーであることを忘れないプレイを心がけたいと思います。
本当です。

日にちは07月26日(土曜日)、15時からとなります。
場所はいつもの早稲田茶箱にて皆様のご来場をお待ちしております。

【告知2】

毎度お声がけ頂いている日本酒とダンスミュージックにスポットを当てたパーティー、!!SAKE!! vol.6に出演致します。

今回は拡大版ということで秋葉原MOGRAでの開催。
出演陣にも大先輩DJ YO-Cさんや、HYVESPRAYBOXといったパーティー、レーベルを手掛けるNizikawaさんなど、
いつもに増してバラエティ豊かな面々が揃っております。

もちろん、出演者が持ち寄った日本酒を飲めるシステムも健在。
例によって何やるかは正直タイムテーブル次第なのですが、酔っ払いに程良く楽しんでもらえるような選曲を心がけます。

日付は09月14日(日)の14時スタート。
場所は秋葉原MOGRAとなります。
ご来場、お待ちしております。

【Spotifyプレイリスト】

Spotifyプレイリストの2025年06月分が公開されております。

当連載でピックアップしたハードテクノをメインとするトラックをプレイリスト化した全55曲。
自分はディープテクノ、及びディスコで取り上げた曲が入っております。

今週末のHardonize #50の予習としても是非お楽しみください。

【今回のお題】

さて、当連載に於ける自分の回ではハードテクノのサブジャンルにテーマを絞り、その中のオススメ楽曲について取り上げていく形式となっております。
ちなみに、年始は3回に渡ってフリーダウンロード特集を行っておりましたので、ご興味のある方は是非ご参照ください。
【特集】フリーダウンロード2024 (1):2025/01/23
【特集】フリーダウンロード2024 (2):2025/02/06
【特集】フリーダウンロード2024 (3):2025/02/20

ハードテクノとはどういった音楽を指すのか知りたいと云う方がいらっしゃいましたら約半年に渡ってお送りしておりました特別連載ハードテクノとは何か?をご参照ください。

ハードテクノをサブジャンルごとに分類し、それぞれの生い立ちや代表曲などをまとめております。

今回取り上げるサブジャンルは

レイヴ系テクノ

になります。

イマイチ呼称がハッキリしていないのですが、言葉の通り、スタブやフーバー、アシッド、M1ピアノといった特徴的なレイヴサウンドを取り入れたテクノです。
広い括りでレイヴにスポットを当てた回としてはこの辺りになります。
新作レイヴ (2024年08月版)
新作レイヴ (2023年08月版)
オールドスクールレイヴ特集
新作レイヴ系テクノ特集 (2021年08月版)
新作レイヴスタイルテクノ特集 (2020年04月版)

レトロ且つ下品な煌びやかさを放つウワモノは非常にインパクトがありますが、現代テクノの硬いビートと合わさることで、よりエネルギッシュな印象を受けるトラックが多いです。
前回のハードグルーヴ特集に続き、これはこれで夏を想起させるサウンドだと思うのと、パーティー直前なのでテンションを上げたいという思いもあり、今回はこちらをテーマに選定しました。

これまでと同様に、リリース時期はこれまでと同様、ここ1~2ヵ月の間に絞っております。

早速ですが新作レイヴ系テクノ紹介いってみましょう。

【曲紹介】

ADRIANNA, Reaktive / Sargam

ADRIANNA, Reaktive – Sargam (Original Mix) [Gain Records] | Music & Downloads on Beatport

イギリスのプロデューサーADRIANNAと、トルコのプロデューサーReaktiveによるテクノ

ADRIANNA関連だとこっちのリリースもレイヴ感炸裂トラックで良かったですね。

ADRIANNA ft. Lauren Nicole / Ascension

Ascension | ADRIANNA ft. Lauren Nicole | We Are The Brave

Marc van Linden, Dr. Motte / Our Future Is Now

Marc van Linden, Dr. Motte – Our Future Is Now (Original Mix) [Rave The Planet] | Music & Downloads on Beatport

ドイツのレジェンドプロデューサー同士、Marc van LindenDr. Motteによるテクノ

Gray Cosmo / Excess

Gray Cosmo – Excess (Original Mix) [JAM] | Music & Downloads on Beatport

イタリアのプロデューサーユニットGray Cosmoによるテクノ

Jody 6 / Tear

Jody 6 – Tear (Original Mix) [Dieze Dark] | Music & Downloads on Beatport

Jody 6 / Techno Is My Drug

Jody 6 – Techno Is My Drug (Extended Mix) [Kurai Records] | Music & Downloads on Beatport

2曲続けてオーストラリアのプロデューサーJody 6によるテクノ

LEVT / The Beat (Nusha Remix)

LEVT – The Beat (Nusha Remix) [COEUR] | Music & Downloads on Beatport

ルーマニアのプロデューサーNushaによるテクノ

Dub Elements / I Got That 99′ Feeling

Dub Elements – I Got That 99′ Feeling (Original Mix) [83] | Music & Downloads on Beatport

スペインのプロデューサーユニットDub Elementsによるブレイクス

Inner City x Simone Zino / Good Life

Good Life | Inner City x Simone Zino | Inner City

イタリアのプロデューサーSimone Zinoによるテクノ

TOMMAR / Love Fantasy

TOMMAR – Love Fantasy (Original Mix) [GET HARD] | Music & Downloads on Beatport

オーストラリアのプロデューサーTOMMARによるテクノ

Chippy Nonstop / Talk Shit

Chippy Nonstop – Talk Shit (Extended Mix) [HARD Recs] | Music & Downloads on Beatport

カナダのプロデューサーChippy Nonstopによるテクノ

KE-YEN / GET 2 ME

GET 2 ME | KE-YEN | RAW

オーストラリアのプロデューサーKE-YENによるテクノ

【次回】

そんなワケで今回はここまで。
07月26日のHardonize #50でお会いしましょう。

次週07月29日は774Muzikさんが担当します。

では。

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