「 TAK666 」一覧

今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2017/11/02

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりにワタクシが担当致します。

2017/11/04(Sat) Hardonize#28
「ハードテクノ」を様々な周辺ジャンルも内包し 各々のDJによる解釈でフロアにお届けするハードグルーヴパーティ! 10周年を目...

予てよりお知らせの通り、Hardonize開催が明後日に迫ってまいりました。
ゲストにお招きしたのはHONDALADYよりDie氏、そしてexbit traxよりBee.Bee.氏。
一口にハードテクノと言ってもその音色は多岐に渡ると云うのは本連載を拝読して頂ければお分かり頂けることと思いますし、両名が得意とするアシッド、ハードコア、ハードダンス辺りも飛び交いながらハード系4つ打ちが延々鳴り響くパーティーと思って頂ければ差し支えないです。
あまり日の目を見ない音が流れる小箱ならではのパーティーと云う自負はあるので、是非足を運んで頂ければ幸いです。

さて今回の記事を書くに際し、Sango、Yuduki両名より『M3のオススメを書け』と圧力をかけられております。

今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2017/10/26
はいこんにちは、こんばんは、さんごです。 10月だと言うのに台風がガンガン発生していますね。今年の気温の上下の激しさといい、異常気象バ...
ズンドコ系ハードグルーヴを中心に紹介するよ【今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2017/10/31】
さてさて、気がつけば10月ももうおしまい!そして気がつけば今週末に迫った(早い!)Hardonize28回目!すでに皆様googleカレンダ...
年功序列のタテ社会の厳しさをひしひしと感じます。ブラック企業ってやつじゃないのこれ。
この中にワタクシより若いハードテクノDJがいらっしゃいましたら是非お声がけ頂きたく。切に切に。

実際のところ収穫としてはこんな感じでした。

2017 M3秋

50枚くらいでしょうか。そこそこと云った感じ。
ひとしきり聴いたのですが、やはりインディーズらしい試みやアイディアに溢れた作品ばかりでDIGの場所としては外せない催しとなっております。
メジャー作品で活動している人のリリースなんかもあるのでクオリティに関しても申し分ないわけですし、DJする側からしてみれば選曲の幅は相当広がります。
ホント、クリエイターの方々には頭が上がりません。

・・・ああ、ここまで書いたらやるしかないですね。
本日のテーマは、

『M3-2017秋』で買った新譜同人テクノ

です。
春のM3特集と同様に表記順は『【アーティスト名】 / 【リリース名】 [【サークル(レーベル)名】]』でテクノ的オススメを挙げていきます。

『M3-2017春』特集はコチラです。

今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2017/05/04
こんばんは。TAK666です。 レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、 2週間ぶりにワタクシが担当致します...

Sango、Yuduki両名には後日ラーメンを驕って貰うことにします。

まず何と言っても今回のHardonizeゲスト、Die氏、Bee.Bee.氏の作品がありましたのでそちらから。

アシッド田宮三四郎 / ONE HOUR ACID SUICIDE [ACIDTAMIYARECORD]


Die氏、Jaermulk氏をコアメンバーとする『ノーPC実機オンリー』を掲げたアシッドテクノバンドの1時間ライブの模様をパッケージングしたもの。
外部録音なのでお客さんの歓声や笑い声なんかも入っていたりして臨場感マシマシ。
じわじわ音が変わっていく感じとか金物の小気味良さとか昔ながらのテクノの要素がふんだんに詰め込まれており、テクノ全盛期と言われたあの頃を追体験できるそんな1枚です。
よく4人で統率の取れた展開を生み出せるなぁと云う驚きもありますね。
https://soundcloud.com/acidtamiya346

Jaermulk Manhattan / THINNER [KAMMAI RECORDS]


上述のアシッド田宮三四郎のメンバーであるJaermulk氏の6枚目のアルバム。
90年代からトラックメイカーとして活動している大ベテランの方ですが、ソロアルバムに於いては一貫して3拍子のテクノを作り続けている異端の人。
(なんか前回の僕の記事で取り上げたグレイエリアに通ずるものがありますね。)
前作EFFECT A HEADから聴かせて頂いておりましたが、今回はレイヴに焦点を当てており、アシッド、スタブ、オルガンピアノその他諸々3拍子で打ち鳴らされた怪作。
よもやレイヴが世に放たれてから30年近く経とうと云うところでこんな作品に出会えるとは思ってもいませんでした。
http://www.tabclear.com/JaermulkManhattan.html

V.A. / PROMINENCE EP [exbit trax]


もう1人のゲスト、Bee.Bee.氏が所属するレーベルの新作がこちらです。
国内トラックメイカー達による煌びやかなハードダンスのコンピレーション。
Bee.Bee.氏や過去にHardonizeへご出演頂いたPhilce氏などはテクノ的なリズムを持つハードダンスを自身の持ち味としており、本作の中でも遺憾なく発揮されているように聴こえました。
加えて上作に続きレイヴと云うキーワードを持った曲や、今をときめく音楽であるところのハードスタイルもバッチリカバーした非常に『使える』1枚です。
https://exbittrax.jimdo.com/

ちなみにHardonizeの前日(つまり明日)、exbit traxが主宰となったハードダンスのパーティーENIGMAが開催されます。
海外からのゲストもあり、これがまた相当コアなラインナップですのでこちらも要チェックです。
http://www.enigma02.com/single-post/20170905-enigma04-info

続いてHardonizeクルーが普段お世話になっているレーベルなど。

V.A. / AD:TECHNO 3 [Diverse System]


多ジャンルに渡り、コンピレーションを輩出しているDiverse Systemのテクノ編第3弾。
東京のテクノパーティーとしてHardonizeとも親交の深い秋葉原重工とタッグを組んでプロデュースされており、Hiroshi Watanabe氏、Q’HEY氏、SEKITOVA氏と云ったジャパニーズテクノシーンの最前線に立つ方々のトラックも収録されております。
一方でDJ WILDPARTY氏や、茶箱店長であるEiji Okada氏など意外な方の楽曲提供もある辺り、大変個性が出ている1枚。
曲もテックハウス、シカゴハウス辺りからアシッド、ミニマル、そしてインダストリアルやハードテクノまで全方位カバーと云う贅沢さ。
テクノ入門編としてもマニア向けコレクションとしても大推薦の作品です。
http://adtechno3.diverse.jp/

ちなみにこちらもHardonizeの前日(つまり明日)にリリースパーティーが控えております。
なんと12時間まるごとテクノと云う常軌を逸した催し。出演者もコンピレーションに沿う形で大変豪華なのでこちらも是非足を運んでみてください。
http://diverse.jp/events/dense-alloy/

本間本願寺 / 源氏香2 [—]


ハードテクノの中でもパーカッシヴでファンキーな音使いが特徴のサブカテゴリー、ハードグルーヴ。
その第一線で海外リリースを軸に今も活動しておられる本間本願寺氏のアルバム2作目です。
前作に増してディスコリフやラテンリズムがふんだんに用いられており、ドライブ感のある(テクノらしからぬ)テクノが味わえます。
ソロアルバムが出ること自体珍しい音楽ですので、そういった側面から見ても大変価値のある1枚。
https://hommahonganji.bandcamp.com/track/momijinoga

Atomic / MONO STREAMS [Technomy]


新作ではないのですが、今回購入したことに変わりはないのでご紹介。
上記AD:TECHNO 3にも参加しておられるAtomic氏のソロアルバム。
この方はテクノのコンピレーションにも数多く参加されている一方でトランスやダウンビート、ドラムンベースも手掛ける大変器用な方で、本人も『自分を固定ジャンルの人間だと思ってない。』と仰っておりました。
それはそれで凄いことだと思うのですが、兎角本作はそう云う彼の多趣味さが詰まっており、シンフォニックなエレクトロニカからインダストリアルテクノ、デジタルロックまでマニアックなトラック勢揃い。
ただ無節操なだけでなく、並べて聴いたときに違和感ないくらい1音1音の処理に命削ってることが聴いて分かる内容である上、何よりこの可愛らしいジャケットを掲げておいて内容が骨太過ぎるのが大変ズルいと思ったので。
http://technomy.net/

V.A. / ファミコンロックマンリミックス [LBT]


ある種その上をいくズルさを持った作品がこちら。フロムファンキーテクノレーベル、LBT。
もうジャケットの時点でズルい。
作品名通り全曲ロックマンアレンジであり、ジャンルは拘らずテクノからジャングル、ファンコットまで幅広く、且つどれもこれも一筋縄ではいかない曲ばかり。
2曲目の国士無双のトラックには本当にヤラれました。まさかメタルマンステージのフレーズにIncidentが乗っかるとは。
アシッド田宮三四郎も参加しており、こちらもサンプリング全開でニヤリとさせてくれます。
http://www.lbt-web.com/

最後に個人的に取り上げたいものとしてテクノとは関係なく。

V.A. / Black Envelope [Hz-records]


エレクトロニカのレーベルとしてフィジカルリリースやフリーダウンロードを行っているHz-recordsの作品。
収録曲は過去にリリースされたトラックであるものの、媒体がオーディオCDではなくデータディスク。
これにはれっきとした理由があり、付属の資料で語られておりましたが大変興味深いものでした。
それを裏付ける検証も行っており、もはや曲がどうこう以前に存在そのものが実験音楽と呼べる作品。
ここで詳しく語ることができないのが歯痒い限りですが、勿論曲そのものも高品質なエレクトロニカとして楽しめる作品でした。
このレーベルをご存知でない方はひとまずフリーダウンロード楽曲から試聴してみては如何でしょうか。
http://www.hz-records.com/

YUDAIDHUN / REWIND BACK [RewindBack Records]


ある意味こちらも実験的な作品。
言うまでもなく今や楽曲はCDやダウンロードで入手する方法が多数を占める時代である中、カセットとヴァイナルのみで出展したクレイジーなサークルがありました。
主催しているのは北海道でオールドスクールレイヴを軸に活動しているYUDAIDHUN氏。
Roughsketch氏率いるNotebook Recordsのコンピレーションに何度か参加しておられるので、むしろハードコア好きの方ならご存知かもしれません。
で、こちらがそのヴァイナル収録曲でございます。他の曲もレイヴ、もしくはそれに準ずるハードコアテクノで荒削り感ハンパない。本当に今は2017年か怪しくなってきます。
ちなみに私より年下だそうです。ホント、イカれてます。以前より名前は存じておりましたが、今回の1件でよりその認識を深めました。
https://rewindbackrecords.com/

まだまだ取り上げたい作品は沢山ありますが、ひとまずこの辺りで。
前回からエレクトロニカ取り上げたいと申しておりましたが一向にボスからのアンサーがなかったので勝手に紹介しちゃったり。ザマーミロ。ラーメン驕ってください。
本場海外の音源はそれはそれで格好良いですし、普段より当連載で各自取り上げておりますが、やはり灯台もと暗しにしては勿体ない、日本には日本でしか聴けない曲が多くあるのも事実です。
双方の良いところを良い感じに拾っていくのもDJの醍醐味の1つだと信じて今後ともDIGに専念したいと思っております。

Hardonize本編も各々のそういった思いがぶつかり合う場になると信じております。
明後日の土曜日15時より早稲田茶箱にて6時間執り行います。よろしくお願いします!ラーメン驕ってください。

次週11月07日は774Muzikさんが担当します。今回はこれにて。


今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2017/10/19

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりにワタクシが担当致します。

2017/11/04(Sat) Hardonize#28
「ハードテクノ」を様々な周辺ジャンルも内包し 各々のDJによる解釈でフロアにお届けするハードグルーヴパーティ! 10周年を目...

Die氏、Bee.Bee.氏をお招きしてお送りする次回Hardonizeまであと半月程。
その間にもDie氏は先日のオランダ凱旋の模様をお伝えするトークイベントに出演されたり、

Bee.Bee.氏はハードスタイル、ハードダンスのビッグゲストを招いてのレジデントパーティーを開催されたり、

同人音楽即売会M3-2017秋の開催も控えていたりします。
当日までバッチリハードテクノ成分を補給した上で臨めば尚楽しい筈。是非各所参加をご検討ください。
Dieさんオランダで買ったガバ流そうかなと申しておりましたが、はてさてどうなることやら。

本連載でもHardonizeで流れそうなトラックをレジデント各々ピックアップしておりますが、先日テクノの新しいスタイルについて知ってしまったので、今回は忘備録的にそちらを取り上げたいと思います。
ハードではないんですが、これが自分のクロスオーバーなスタンスとしてもなかなか興味深かったもので、特に変ミュージック好きの方にご一読頂けると幸いです。

切欠は先日ワタクシが出演させて頂いたDEAD SECT10Nと云うパーティーでした。
暗い、深い音楽にスポットを当て、煌びやかな音は一切排除と云うアンダーグラウンドならではのコンセプトを基に毎回コアなメンバーが集められており、ある人はひたすら渋いドラムンベースを、ある人はエッジのきいたハードコアを流す、まぁ普段聴くことのできないような音楽目白押しで大変楽しかったのであります。
自分はというと最近メインストリームテクノとベースミュージックの交配を行うのが楽しいと思っていたところだったので、BPM100くらいのエレクトロニカからテクノ、グライム、ダブステップと云ったセットで臨みました。
何回か曲名を覗き込まれたりひたすらShazamされたり、しめしめと云った感触。

で、その日の共演者にga_ck_ieさんと云う方がおりまして、その方のセットが大変面白かったのです。
彼は当Hardonize開催場所である早稲田茶箱にてAQUANAUTSと云うドラムンベースのパーティーを行っている方で、DJもジュークやダウンテンポを織り交ぜつつ清涼感溢れるMIXを得意とする印象があります。
ちなみに一般的なドラムンベースのBPMは170~180くらいでして、テクノとは大幅な差異があります。ここまでが前情報。
ga_ck_ieさんはこの日も序盤は音数の少ないドラムンベースを鳴らしていたのですが、これが徐々にBPM130辺りのテクノに変わっていくわけです。それも大幅なテンポシフトをしている感じもなく、シームレスに変わっていく。
その後あろうことかテクノとドラムンベースを行ったり来たりする。やっぱり違和感なく。
前述の通り両者はBPMが大幅に異なるため、DJのセオリーに則って考えれば繋ぐことはできません。

パーティー終了後、ドラムンベースとテクノがMIXできたカラクリを語ってくれたところによると、これらは『グレイエリア』と云うスタイルの音楽なんだそうです。
アルファベットで書くと『Grey Area』。
名前の由来を説明するより先に以下のMIXを聴いて貰った方が良いと思います。

Sam KDC / Samurai Music Official Podcast 27

パッと聴いた感じアンビエントっぽい静かさを持つテクノと云う印象を受けると思います。
ビートパターンがシンプルな4つ打ちでないこともすぐ分かりますが、少し踏み込むと3拍子のパターンになっていることに気付きます。この時点で普通のテクノではありませんね。
で、そこに意識を払いながら聴いていくと中盤でドラムンベースのリズムに切り替わります。ウワモノの速度は変わらず、そして4拍子にシフトするのです。
つまり4拍子ドラムンベースのBPMである170を3/4でとった速度が127.5であり、同じ小節のスケールでビートパターンが展開しているユエに違うBPMの曲同士が繋がる、ドラムンベースとテクノのテンポや要素をクロスオーバーさせながらもどちらともつかない『灰色の領域』、これがグレイエリアの特徴です。

このスタイルの音楽は少なくとも2014年には構成理念が出来上がっていたようです。
発起人については探り当てることができませんでしたが、現在のシーンの中心にいるのはドラムンベースのプロデューサーDJ PreshaとクリエイターASCの両名でしょう。
https://www.facebook.com/preshasamurai
https://www.facebook.com/ASC77
https://soundcloud.com/asc
共にドラムンベースシーンで20年近いキャリアを持ちながらテクノも聴いてきた(DJ Preshaは好きなアーティストにSurgeonを挙げています。)と云う彼らは2015年に合流し、名前もそのままにGrey Areaと云うレーベルを立ち上げます。

grey area
Grey Area Releases & Artists on Beatport

リリース名、トラックタイトル、アーティスト全て匿名と云うある種の哲学を感じさせるようなスタンスをとっており、上記のような特性から手を出しづらい感じも否めませんが、実際に聴いてみるとビートのハッキリした(4拍子ではないので4つ打ちとは呼べないけれど)等間隔リズムもの、ミニマルドラムンベースの名残が見えるもの、アシッドシンセに焦点を当てたものなど、意外と曲調の幅が広いことに驚きます。
中にはテクノとドラムンベースの交配を露骨に意識した曲もありますので1曲だけ取り上げます。

Grey Area 05 / Grey Area 05 #2

試聴部分は3拍子地帯しかありませんが、この後4拍子とも取れる完全な等間隔リズムに変わります。
従ってBPM170のドラムンベースから同リズムスケールでこの曲の3拍子地帯に繋ぎ、等間隔地帯で4拍子メインストリームテクノにシフト、と云ったことが可能になるトラックです。
ワタクシのようなクロスオーバーに重きを置くものとしては願ったり叶ったりのようなシロモノでして、ホント妄想が広がります。

その他グレイエリアのアーティストとして挙げられるのはFelix K、Sam KDC、Lemnaなど。
レーベルとしては前述のDJ Preshaが運営するHoroや、ASCの運営するAuxiliaryなどからリリースされています。
Horo Releases & Artists on Beatport
Samurai Horo Releases & Artists on Beatport
Auxiliary Releases & Artists on Beatport
それまで距離があったように思えたテクノとドラムンベースによる1つの形であると云う印象を受けました。
しかしサウンドサイエンティストたちによる実験の手は緩まず、尚変則的なビートを提示しては『BPMとは何ぞや?』と云う問いを我々に投げかけてくるのです。

その他グレイエリアのオススメはこちら。

ASC / Night Clouds

Sam Kdc / Feardom

Es.tereo, Marlyn / Cutting You Loose

SNTS / Ancestral Reflection

加えて、DJ Preshaがイチオシとして挙げているアーティストに毎月Club Asiaにて行われている老舗ダブステップパーティーBack To Chillのメンバーである日本のEna氏の存在があります。
https://www.facebook.com/enamusictokyo
https://soundcloud.com/ena-iai
速いようにも遅いようにも聴こえるドープなベースミュージックにDJ Preshaから進んでコンタクトを取り、結果自身のレーベルHoroよりBinauralと云うアルバムをリリースするに至ります。

ENA / Antenna

今年08月にもEPがHoroから発表されており、それもまた突然変異的な深度を誇るハーフステップ。

もっとグレイエリアについて知りたいと云う方は以下のFelix Kのインタビューを読むことをオススメします。
複雑なリズムを持つプロデュース楽曲を全てハードウェアで構築していると云う変態。

RA: Machine Love: Felix K

次週10月24日は774Muzikさんが担当します。今回はこれにて。