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新作エレクトロニカ特集:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2024/05/09

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
4週間ぶりに担当致します。
(前回更新できずに申し訳ございませんでした。)

【告知】

来週に迫ったHardonize 静岡編のラインナップが公開となっております。

諸般の事情により、出演者の一部に変更がございます。
(VITAMINさんAONOさん)

AONOさんについては、ロンドンのテクノ専門ネットラジオFnoob Techno Radioで公開されている最新のMIX前回のyudukiボスの更新にて触れられておりましたが、Soundcloudで公開されているこちらが結構Hardonizeと親和性高そうだったのでご紹介します。

AONO / WHOLE THE MIX vol.17- CRASH TEMPLE MIX –

Stream WHOLE THE MIX vol.17- CRASH TEMPLE MIX – by AONO | Listen online for free on SoundCloud

テクノハードグルーヴからジャングルまで飛ばすフリースタイルなMIX。

そしてもう1人の現地静岡のゲストプレイヤーSHIGeさんのMIXはこちらになります。

DJ SHIGe / Resonation MiX

Stream DJ SHIGe Resonation MiX by CITDC | Listen online for free on SoundCloud

日にちは05月18日(土曜日)、14時からとなります。
静岡COAにて皆様のご来場をお待ちしております。

【お知らせ】

Hardonize BlogでピックアップしているトラックをSpotify Playlistにまとめたプレイリストの04月分が公開されております。

Hardonize chart 2024 April

Hardonize chart 2024 April – playlist by yuduki | Spotify

今回も50曲を越えるハードテクノがリスト入りしておりますので、お気に入りを見つけてください。

【今回のお題】

さて、当連載に於ける自分の回ではハードテクノのサブジャンルにテーマを絞り、その中のオススメ楽曲について取り上げていく形式となっております。
ちなみに、年始は3回に渡ってフリーダウンロード特集を行っておりましたので、ご興味のある方は是非ご参照ください。(1) / (2) / (3)

ハードテクノとはどういった音楽を指すのか知りたいと云う方がいらっしゃいましたら約半年に渡ってお送りしておりました特別連載ハードテクノとは何か?をご参照ください。

ハードテクノをサブジャンルごとに分類し、それぞれの生い立ちや代表曲などをまとめております。

ですが、今回取り上げるテーマはこのカテゴリー以外から

エレクトロニカ

です。

広い意味合いとしては電子音楽全体を指す言葉ですが、ここで示すエレクトロニカシンセの重なりや残響音、ノイズなどに主眼を置いた音楽を意味します。
一般的なダンスミュージックと異なる点としてビートがないこともあり、あっても非常に複雑だったり、間隔が小節を跨ぐ程広く取られていることもしばしばあります。
過去の連載に於いては気まぐれに単発のリリースについて触れることはありましたが、テーマとして取り上げるのは今回が初ですね。

精緻な電子音楽という点でテクノと共通しており、双方に跨って活動しているアーティストも多いことから個人的には長く触れている音楽の1つです。
前々からエレクトロニカ特集はいつかやろうと思っており、丁度最近この音楽を聴く比率が上がっていたところだったので、今回はこういうテーマでやらせて頂きます。
尚、一口にエレクトロニカと言ってもテクノと同じくらい細かいサブジャンルを内包している音楽なので全容をここで取り上げるのは不可能ですが、
個人的に好きなのは緊張感のある無機質な音なので、今回取り上げる曲もそういったものが多めになっています。

というワケでここ1~2ヶ月でリリースされた新作エレクトロニカ紹介いってみましょう。

【曲紹介】

S.A.T.I.N. / Nothing is real

S.A.T.I.N. – Nothing is real | S.A.T.I.N. / URIN | Never Sleep

ドイツのプロデューサーユニットS.A.T.I.N.によるディスコ
呪術的なタムや4分打ちのハイハットなど、割とビートがハッキリしているタイプのトラック。
ノイジーなリフや歪んだボイスサンプルなど荒々しいサウンドが用いられている一方、持続の長いパッドシンセなんかも鳴らされており、明暗合わせ持つ構成になっております。

Laggard / You Were Named After an Admiral

You Were Named After an Admiral | Laggard | VEYL

国籍不明のプロデューサーLaggardによるエレクトロニカ
高音域のノイズと隙間の空いたリズムで構成された前半と、インダストリアルめいた歪んだビートが特徴的な後半の対比が見られるトラック。
エレクトロニカテクノの橋渡し的に使うとスムーズなジャンル移行として機能しそうです。

Second Seasons / d-Nt

d-Nt | Second Seasons | Schematic Music Company

アメリカのプロデューサーSecond Seasonsによるエレクトロニカ
ノンビートから始まって徐々にビートの圧が強くなり、最後は無機質なブレイクビートに遷移するトラック。
グリッチやカットアップなどの効果音使いが巧みで情報量が多く、聴き応えがあります。

Undveld / You’ll See Me Again, But It Won’t Be Me

You’ll See Me Again, But It Won’t Be Me | Undveld | Captured Visions

リトアニアのプロデューサーUndveldによるエレクトロニカ
キックはなく、浮遊感のあるシンセと重ためのベースによって展開が作られるスタイルの曲。
キックがないと拍を見失うんじゃないかと思いきや、ずっと鳴っているザラついたハイハットが実は4分打ちなので、一般的なダンスミュージックとそう大差なかったりします。

Esa Ruoho / Approaching the Room

Approaching the Room | Esa Ruoho | Eighth Tower Records

フィンランドのプロデューサーEsa Ruoho a.k.a. Lacklusterによるエレクトロニカ
信号音のようなサウンドのリフと、背後でずっと鳴っている環境音が特徴的なトラック。
ビートも展開もない、かなりミニマルなスタイルですが、この不安と緊張感がずっと続く感じは好みです。

尚、本作が収録されているStalker – Music inspired by Andrej Tarkowskij’s movieは、1979年に公開された映画ストーカーにインスピレーションを受けて作成されたコンピレーションになります。
サイバネティック且つ不穏な空気感を纏った曲が多く、元になった映画が分からなくても聴ける作品に仕上がっています。

Low End Activist / Airdrop 01 (Waterstock)

Airdrop 01 (Waterstock) | Low End Activist

ドイツのプロデューサーLow End Activistによるエレクトロニカ
これはなかなか凄いと思ったリリースで、オールドスクールレイヴで用いられるスタブやボイスサンプルを小刻みに使用し、なんならアーメンブレイクを含むドラムフィルなんかも多用しているものの、
リズムパートには一向に遷移せず、広く間隔を取りながら各種サウンドが展開されるという、今まで聴いたことがない曲となっております。
レイヴサウンドを用いたダブアンビエントという感じ。

本作が収録されているアルバムAirdropが全曲こういった感じなので、異形の音楽をお探しでしたら強くオススメしたいところです。

Wave Arising / Subconscience

Subconscience | Wave Arising

フランスのプロデューサーWave Arisingによるエレクトロニカ
完全ノンビートで、持続の長いシンセとウィスパーボイスの重なりによって展開が作られていくサウンドスケープの側面が強いトラック。
催眠的且つサイケデリックな世界観が内包されています。

Solaris / Quantum Mirage

Quantum Mirage | Solaris | Exosphere

アメリカのプロデューサーユニットSolarisによるエレクトロニカ
こちらもノンビートですが、サイバネティックなシンセのリフによって展開されるため、ループ的な色が前面に出ています。
曲調は明るいというわけではないのですが、これまで紹介した曲と比べると穏やか寄り。

どうでもいいことですが、20年近く前に萌えトロニカという謳い文句でリリースされ、苺ましまろの作者ばらスィーの推薦文が帯に書かれていたPola Meets Lyricaという作品があるのですが、それを思い出す作風でした。

Pete Swinton / KB – Two

KB – Two | Pete Swinton

インドネシアのプロデューサーPete Swintonによるエレクトロニカ
シンセのレイヤーによって展開が作られるトラックですが、何より無骨で厚みのあるベースが真っ先に目を引きます。
生音感はほぼないのにずっと呪術的な雰囲気が漂っており、アーティストが東南アジア出身であることに関係があるのかないのか考えさせられます。

kaito / Galactic Railroad

Galactic Railroad | kaito | HIROSHI WATANABE : KAITO

日本のプロデューサーHIROSHI WATANABE a.k.a. Kaitoによるエレクトロニカ
ビートはなく、霧をまとったようなシンセが永続的に鳴っており、その上に等間隔のシンセが配置されているミニマルなトラック。
幻想的で穏やかな雰囲気を纏っている中に、不穏さや陰鬱さといった要素が感じ取れる絶妙なバランスを維持しています。
こういう曲をちゃんと音が出る環境で聴いたら印象が変わりそうですね。

【次回】

そんなワケで今回はここまで。
皆様05月18日のHardonize #46.5 Extra Edition / Shizuoka Specialでお会いしましょう。

次週05月14日は774Muzikさんが担当します。
では。

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新作シュランツ特集:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2024/04/11

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりに担当致します。

【告知】

1か月後に迫ったHardonize 静岡編のラインナップが公開となっております。

東京から我らがハードグルーヴマイスターHomma Honganjiさん、そして現地静岡のプレイヤー、SHIGeさんVITAMINさんをお招きしての開催となります。

現地静岡のプレイヤーであるSHIGeさん、VITAMINさんのMIXはこちらになります。

DJ SHIGe / Resonation MiX

Stream DJ SHIGe Resonation MiX by CITDC | Listen online for free on SoundCloud

VITAMIN / DANCE AGAIN BACK 2022

Stream DANCE AGAIN BACK 2022 by VITAMIN | Listen online for free on SoundCloud

日にちは05月18日(土曜日)、14時からとなります。
静岡COAにて皆様のご来場をお待ちしております。

【お知らせ】

前回のボスの更新で触れられておりましたが、毎週Hardonize BlogでピックアップしているトラックをSpotify Playlistにまとめ、月ごとに公開していく運びになりました。
現在、03月分が公開されております。

Hardonize chart 2024 March

Hardonize chart 2024 March – playlist by yuduki | Spotify

本連載は大方の場合、新譜をメインに紹介しているので、直近でリリースされたハードテクノについて気軽に一覧したいという方には便利に感じてもらえるのではないかと思う次第です。
あと、これからハードテクノを聴き始める方にも是非チェックして貰えると嬉しいです。
大体毎回50曲くらいが登録されていく計算なので、お気に入りのトラックが見つかることを願っております。

加えて、国内トラックメイカーによるテクノコンピレーション、TECHNO ALLIANCEの第7弾がリリースされます。

V.A. / TECHNO ALLIANCE 7

TECHNO ALLIANCE 7 | Techno Alliance

参加者の中にHardonizeメンバーがいるワケではないのですが、Satoshi Imanoさんや、Kouki Izumiさんなど、過去にHardonizeにゲスト出演して頂いた方が含まれております。
で、こちらは上記の通り販売もされている一方で、協力パーティーにご来場頂いた方にはダウンロードコードを配布することになっており、来月に行うHardonize #46.5 Extra Editionもその1つです。
配布先についてはTECHNO ALLIANCEのXアカウントで随時アナウンスが行われておりますので、こちらをチェックの上、是非各パーティーに足をお運びください。

【今回のお題】

さて、当連載に於ける自分の回ではハードテクノのサブジャンルにテーマを絞り、その中のオススメ楽曲について取り上げていく形式となっております。
ちなみに、年始は3回に渡ってフリーダウンロード特集を行っておりましたので、ご興味のある方は是非ご参照ください。(1) / (2) / (3)

ハードテクノとはどういった音楽を指すのか知りたいと云う方がいらっしゃいましたら約半年に渡ってお送りしておりました特別連載ハードテクノとは何か?をご参照ください。

ハードテクノをサブジャンルごとに分類し、それぞれの生い立ちや代表曲などをまとめております。

今回取り上げるサブジャンルは

シュランツ

です。

特別連載に於いては第6回に取り上げた過度に圧縮された重厚なグルーヴと、テクノに於いては最速のテンポを誇るスタイルです。
過去この音楽を取り上げた回としては
新作シュランツ (2020年11月版)
新作シュランツ (2021年05月版)
新作シュランツ (2023年03月版)
の3回ございます。

昨年のピックアップ回でも触れましたが、近年のメインストリームテクノの硬質化、先鋭化に伴い、ハードミニマルを更に高速化したスタイルの曲も目にする機会が多くなっており、2024年現在もその状況は続いている印象です。
オーソドックスなシュランツが基点としているテンポであるBPM150というとテクノ的には高速に分類されますが、クラブミュージック全体に目を向けるとハードスタイルダブステップなんかは同様のテンポ帯がスタンダードになっており、アグレッシヴな音楽としての需要は依然として高いのではないかと思うワケです。
実際、従来のシュランツマナーを踏襲しつつ、別ジャンルのエッセンスを取り入れた曲のリリースもあるため、クロスオーバー要員としての余地もしっかり健在です。

というワケで1年越しになってしまいましたが、改めて最近のリリースについておさらいしましょうというのが今回の趣旨になります。
具体的にはここ1~2ヶ月でリリースされたものをピックアップしていきます。

では、新作シュランツ紹介いってみましょう。

【曲紹介】

Coppa, Noneoftheabove / Mardi Gras

Coppa, Noneoftheabove – Mardi Gras (Original Mix) [No Mercy] | Music & Downloads on Beatport

イギリスのMC、CoppaとオランダのプロデューサーNoneoftheaboveによるハードテクノ
Coppaは主にドラムンベースシーンで長い活動歴を誇るベテランMCですが、ハードテクノで彼の名前を見たのは今回が初めてです。
目立ったウワモノはなく、叩きつけるような硬いビートにリズミカルなラップが乗った豪胆なトラック。
ブレイクビートのパートもあるので、ビートスイッチ的に使うのも面白いかもしれません。

Veseli / Swords

Veseli – Swords (Original Mix) [Revised Records] | Music & Downloads on Beatport

アイルランドのプロデューサーVeseliによるシュランツ
間隔の詰まったローリングベースにスモーキーなウワモノの組み合わせという、無機質で緊張感のあるパートをメインに据えたトラック。
なのですが、中盤以降やたらアラビックなリフがちょいちょい差し込まれる謎の遊びが紛れ込んでいます。

Morison / Pan-Ku (Sandro Mure Straight Remix)

Morison – Pan-Ku (Sandro Mure Straight Remix) [MIWS! RAVE] | Music & Downloads on Beatport

ドイツのプロデューサーSandro Mureによるシュランツ
Sandro Mureハードグルーヴの名手としても本連載に度々登場するアーティストですが、この手のシュランツハードテクノに於いても存在感を示し続けています。
圧の強いキックを軸に置いた手数の多いリズムとシンプルで開放感のあるリフの組み合わせは良い意味で古臭く、個人的に慣れ親しんだ2000年台後期のシュランツを彷彿とさせますね。
時代が1周した感があるというか。

Greg Notill / The Game

Greg Notill – The Game (Original Mix) [DSR Digital] | Music & Downloads on Beatport

フランスのプロデューサーGreg Notillによるシュランツ
ここ数年はメインストリームテクノに路線変更していた印象が強いGreg Notillですが、いつの間にかシュランツにカムバックしていました。
厚みのあるベースを前面に出しつつ、手数の豊富なビートによって疾走感を合わせ持ったリズムは全くブランクを感じさせない仕上がりとなっています。

尚、この曲のリリースは03月末となっておりますが、04月に入ってからも速いテンポの曲がいくつかリリースされているので、今年は本格的にシュランツシーンでの再始動に力を入れるのかもしれませんね。

Tripped / This Does Not Contain Rave Stabs

Tripped – This Does Not Contain Rave Stabs (Original Mix) [Pure Hate Trax] | Music & Downloads on Beatport

ベルギーのプロデューサーTrippedによるシュランツ
全体的に歪んだ音を取り入れており、インダストリアルに踏み込んだ印象も受けるトラック。
4分刻みのメインリフはめちゃめちゃインパクトありますね。
たまにキックの音に対してクラップが重ねられているのが、この手のジャンルにしては珍しい気がします。

Triptykh / Residential Area

Triptykh – Residential Area (Original Mix) [Phase 2 Records] | Music & Downloads on Beatport

アメリカのプロデューサーTriptykhによるシュランツ
こちらもかなり歪み度の高いサウンドとリズムの密度を擁した曲。
音も無機質なら展開も無機質で、ブレイクパート以外、大体同じ音が鳴っています。
質実剛健さで言ったら今回取り上げる中ではピカイチ。

Angerfist, Gaston Zani / The Dark of the Night

Angerfist, Gaston Zani – The Dark of the Night (Original Mix) [Filth on Acid] | Music & Downloads on Beatport

オランダのプロデューサーAngerfistと、スペインのプロデューサーGaston Zaniによるハードテクノ
Angerfistは四半世紀以上ガバのシーンのフロントラインに立ち続けている大ベテランですが、ここ2年程の間にちらほらハードテクノのリリースが見受けられるという、意外な活動を見せています。
逆にGaston Zaniは元々メインストリームテクノテックハウスなどを手掛けていたアーティストなので、
両者の中間点がハードテクノになっているという・・・というかこの2人が共作する世界線があったんですねと思わざるを得ないリリースとなっています。

圧の強いビートを軸にハードコアを彷彿とさせるスクリーチやロングブレイクを取り入れた構成力のあるハードテクノ
メインフィールドの異なる両者の強みが別々のパートで現れている辺りに、コラボレーションの醍醐味が感じられるトラックです。

Schroomp / Smells Like Rave Spirit

Schroomp – Smells Like Rave Spirit (Original Mix) [Affenkafig Red] | Music & Downloads on Beatport

ベルギーのプロデューサーSchroompによるハードテクノ
本連載に度々名前が挙がっているテクノシーンの重鎮ユニットFilterheadzのメンバーによるハードテクノの名義です。
タイトルから不穏な香りが漂っていますが、お察しの通りNirvana / Smells Like Teen Spiritネタ・・・というかボーカルモロ使いの危険極まりない曲となっております。
原曲を歪ませ、硬いビートをくっつけたブートレグ精神丸出しの仕上がりに思わず唖然としてしまったリリース。

Schroompの直近の曲でもう1つ好きな曲があるので合わせてご紹介。

Schroomp / Chanel Gucci Prada

Schroomp – Chanel Gucci Prada (Original Mix) [DSR Digital] | Music & Downloads on Beatport

ファッションブランドのトップ3をタイトルに冠しており、それが歌詞になっているラップ(※)のサンプリングもあるものの、それ以上にフーバーシンセの主張が激しいハードテクノ
レイヴをフィーチャーしたハードテクノに於いて、現在飽和気味になっているスタブ以外のサウンドを模索している感があって非常に好みです。


歌詞で調べるとこれが出てくるものの、この曲にも更に元ネタがありそうな気もする。求ム有識者。

OGUZ / WE ARE MONASTERIO

OGUZ – WE ARE MONASTERIO (Original Mix) [Monasterio Records] | Music & Downloads on Beatport

オランダのプロデューサーOGUZによるシュランツ
叩きつけるようなビートにトランスのような抒情的なシンセが乗ったトラック。
近年のメロディアスハードテクノと合わせて使っても面白いかもしれません。

Shadym / 16 Ocean Planet

Shadym – 16 Ocean Planet (Original Mix) [Dreizehn Schallplatten] | Music & Downloads on Beatport

ドイツのプロデューサーShadymによるシュランツ
こちらもトランスのシンセを用いたものですが、スケールが長く、複数種類のリフが絡み合っているドラマティックなトラック。
ロングブレイクを経てメインパートに流れ込む開放感は特にその印象が強く、〆にピッタリではないかと思うワケです。

【次回】

そんなワケで今回はここまで。
次週04月16日は774Muzikさんが担当します。
では。

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