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新作トライバルテクノ+ベースミュージック特集:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2025/05/15

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりに担当致します。

【今回のお題】

さて、当連載に於ける自分の回ではハードテクノのサブジャンルにテーマを絞り、その中のオススメ楽曲について取り上げていく形式となっております。
ちなみに、年始は3回に渡ってフリーダウンロード特集を行っておりましたので、ご興味のある方は是非ご参照ください。
【特集】フリーダウンロード2024 (1):2025/01/23
【特集】フリーダウンロード2024 (2):2025/02/06
【特集】フリーダウンロード2024 (3):2025/02/20

ハードテクノとはどういった音楽を指すのか知りたいと云う方がいらっしゃいましたら約半年に渡ってお送りしておりました特別連載ハードテクノとは何か?をご参照ください。

ハードテクノをサブジャンルごとに分類し、それぞれの生い立ちや代表曲などをまとめております。

一方で今回は単一のジャンルに絞らず、

トライバルテクノベースミュージック

というテーマでピックアップします。

前回のUKガラージ特集において、近年のハードグルーヴUKガラージが接近しているということについて触れましたが、
もっとジャンルを広げたテクノベースミュージックという括りに於いても両者の接近点を見出すことができます。
HodgeL-VIS 1990Skee Maskといった主にイギリスのプレイヤーは、双方の要素を取り入れたDJプレイや楽曲リリースを精力的に行っており、それぞれのシーンの発展に寄与している存在ですね。

Hodge b2b Peverelist DJ Set | Keep Hush Live Bristol: Livity Sound Takeover

Hodge b2b Peverelist DJ Set | Keep Hush Live Bristol: Livity Sound Takeover – YouTube

RA Live: Ok Williams b2b Skee Mask at Nike Air Max Day 2023

RA Live: Ok Williams b2b Skee Mask at Nike Air Max Day 2023 – YouTube

で、そのテクノベースミュージックのクロスオーバーの形というのもプレイヤーによって様々です。
今回テーマに掲げたトライバルテクノベースミュージックもそんなクロスオーバーのスタイルの1つではあるのですが、この中にはサウンドとしては似通っていながらも成り立ちが異なり、それぞれが現在も独自の発展を遂げている音楽が複数含まれます。
いわゆるジャンルの細分化が発生している状態です。

  • オランダで発展したとされる、ヒップホップやR&Bのサンプル、トランスのシンセといったサウンドを取り入れたバブリング (Bubbling)
  • ジャマイカ発祥のレゲエで用いられている特徴的なパーカッションリズムを取り入れたデンボウ (Dembow)
  • イギリスのベースミュージックに南米やアフリカ音楽のエッセンスを取り入れたUKファンキー (UK Funky)
  • アメリカで脈々と受け継がれてきた特徴的なリズムを持ち、現在のヒップホップ、洋楽に数多く器用されているジャージークラブ (Jersey Club)

大きく分類するだけでもこれらのジャンルが相互に影響を与えあっており、更に細かいローカルのサブジャンルまで含めるとキリがありません。

(ちなみに、上記で挙げた4つも実際かなり異なる音楽同士ですが、差し当たりこういったものがあるということだけ認識して頂ければそれでオッケーです。
もし今回取り上げた曲が気に入ったのであれば別個に調べてもらえればありがたいですし、今後もしかしたら取り上げることがあるかもしれません。)

なので、今回はざっくりとトライバルリズムを含むテクノとベースミュージックの中間音楽という記述に留め、これ以上のジャンルへの追求はしません。
ただ明確なのは、既存のテクノともベースミュージックとも違う、それでいて両者と共通する要素を持っている音楽であるということです。
時に陽気に、時に冷たく、西洋音楽と異なる奇抜なサウンドを用いることも全く厭わない、そんなある種の自由さを持っている音楽について、ここ1~2ヵ月の間にリリースされたものを中心にピックアップしていきます。
例によってブートレグやフリーダウンロードもございますので、これを機に是非。

【曲紹介】

Sam Binga & Sister Zo ft Sirius Soundz / Panda Beef

Panda Beef ft Sirius Soundz | Sister Zo

イギリスのレジェンドプロデューサーSam Bingaと、アメリカのプロデューサーSister Zoによるトラック。

twofold / Free Air

Free Air | twofold

アメリカのプロデューサーtwofoldによるトラック。

styn & DJ Rtje / Legacy

Legacy | styn & DJ Rtje | styn

オランダのプロデューサー同士、stynDJ Rtjeによるトラック。

Cimarron / Hielo

Hielo | Cimarron

アルゼンチンのプロデューサーCimarronによるトラック。

Extraordinary God / Zelda Saria’s Song

Zelda Saria’s Song | Extraordinary God

オランダのプロデューサーExtraordinary Godによるトラック。

Moonshine, James Benjamin, Bianca Oblivion, Lamsi / Yo!

Yo! | Moonshine, James Benjamin, Bianca Oblivion, Lamsi | Moonshine

カナダのプロデューサーMoonshineによるトラック。

AMANTRA / PARAMIDAS

AMANTRA – PARAMIDAS | LOVE IN THE ENDZ

スペインのプロデューサーAMANTRAによるトラック。

Selvagia & CIBER1A / TKT

TKT | Selvagia & CIBER1A | Terminal

ペルーのプロデューサー同士、SelvagiaCIBER1Aによるトラック。

Ahh yeah / Anti Visa (p1no bootleg)

Ahh yeah – Anti Visa (p1no bootleg) | P1no

アメリカのプロデューサーP1noによるトラック。

Batu / Seize

Seize | Batu

イギリスのプロデューサーBatuによるトラック。

Djrum / Out Of Dust

Out Of Dust | Djrum

イギリスのプロデューサーDjrumによるトラック。

【次回】

そんなワケで今回はここまで。

次週05月20日は774Muzikさんが担当します。

では。

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新作UKガラージ特集:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2025/05/01

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりに担当致します。

【告知1】

05月05日(月曜日)に早稲田茶箱で行われるベースミュージックやブレイクス、レイヴにスポットを当てたパーティーre;double-thinkに出演します。

2020年に行ったHardonize #37の公募企画を勝ち抜いてご出演頂き、前回Hardonize #49でもゲストでご出演頂いたSILENT TALKERの2名、DubYukaさんtrydeltaさんによるパーティー。
昨年、同名で行われたパーティーと出演陣を同じくして行われるアンコール回という形になります。
これまで別々のところで会っていた方々が一堂に介す。といった人選から、ソリッドで実験的なマインドを感じさせる雰囲気までかなりツボに来たパーティーだったので、今回またこうして参加できることを嬉しく思っております。
ちなみに、打ち上げの場で『また同じ面子でやりましょうよ!』とオーガナイザーを唆したのは僕です。

同じ面子とはいえ、各々前回から更に洗練された内容を持ち寄ってくることは想像に難くないので、自分も負けないように臨みます。
グッドバイブスとドープマインドを体感しに是非お越しください。

【告知2】

そして同日、05月05日(月曜日)に渋谷Circus Tokyoで行われるハードコアを当てたパーティーTerrordome Vol.49に出演します。

2021年に行ったHardonize #37.5、Hardonize #38でご出演頂いたBishamonさんが主宰するパーティー。
これまでも何回か出演させて頂いておりましたが、今回はハードコアの本場の1つ、イタリアからThe Sickest Squadを招いての豪華開催となっており、メインフロアは国内シーンを牽引するクリエイター、プレイヤーが集結しております。

自分はサブフロアでkens:kさんという方とB2Bセッションになります。
煌びやかなハードコアとドラムンベースを得意領域とし、時に複数曲を重ね合わせつつ自ら展開を作り上げていく、技巧派プレイヤー。
組み合わせとしては今回が初となるのですが、世代としては二回り程離れていることもあり、どういった化学反応が起こるのかとても楽しみです。

当該ジャンルがお好きであれば是非こちらもチェックしてください。

【今回のお題】

さて、当連載に於ける自分の回ではハードテクノのサブジャンルにテーマを絞り、その中のオススメ楽曲について取り上げていく形式となっております。
ちなみに、年始は3回に渡ってフリーダウンロード特集を行っておりましたので、ご興味のある方は是非ご参照ください。
【特集】フリーダウンロード2024 (1):2025/01/23
【特集】フリーダウンロード2024 (2):2025/02/06
【特集】フリーダウンロード2024 (3):2025/02/20

ハードテクノとはどういった音楽を指すのか知りたいと云う方がいらっしゃいましたら約半年に渡ってお送りしておりました特別連載ハードテクノとは何か?をご参照ください。

ハードテクノをサブジャンルごとに分類し、それぞれの生い立ちや代表曲などをまとめております。

一方で今回取り上げるのはハードテクノのカテゴライズ外となる音楽、

UKガラージ

になります。

文字通り、イギリス発祥の音楽であり、発祥は1990年代中盤と深い歴史を持っています。
バックグラウンドにあるのはアメリカで発展していたハウスディスコといった、有機的な(生音っぽい)要素を持つダンスミュージックであり、跳ね感のあるリズムや存在感のあるベースラインなどが主な特徴と言えます。
雰囲気は曲によって様々で、先のハウスの影響を強く残したようなファンキーでスムースなものもある一方、イギリスのストリートの空気をパッケージしたダークなものや、エレクトロニカと合流した精緻な音使いを見せるもの、下世話なサンプリングものまでかなり幅広く、最近のベースミュージック全体の隆盛と相まって日々様々なビート、サウンドが生み出されているジャンルであると言えます。
現行の日本国内に於いてもGenickさん率いるパーティーRIPや、レーベルSPRAYBOXを筆頭に、数多くのプレイヤー、クリエイターが活動しています。

とまぁ、一見するとハードテクノとは特に関連の無い音楽に捉えられそうですが、近年のハードグルーヴはこの音楽と密接な関係にあると言えます。
他に比べてハウスディスコの要素を取り入れたハードテクノのサブジャンルとして確立していたということでサウンド面の共通点があったのに加え、
ベースミュージックテクノの交配を試みる地下パーティーの発展と、UKガラージシーンの拡大という現象が重なり、
テクノのビートを取り入れたUKガラージとしてのハードグルーヴという音楽にここ2~3年で急速にスポットが当たっているというのが現状です。
言い換えれば、発祥もサウンドも別種でありながら、今となってはハードテクノの近縁に位置するジャンルとなっている、そんな音楽だと言えるでしょう。

そんなわけで当連載としては初のテーマとなるUKガラージについて、ここ1~2ヵ月の間にリリースされたトラックについてピックアップしていきます。
僕個人としては昔から好きな音楽ではあるものの、一応ハードテクノとの相性を考えたときに優位性のありそうなものを選んだつもりです。(一応ね。)
ブートレグやフリーダウンロードもございますので、これを機に是非。

【曲紹介】

Genick / Wub Rush

Wub Rush | Genick | SPRAYBOX

日本のプロデューサーGenickによるUKガラージ

UrMUMSBSMT / Get Me Tha Shootah

UrMUMSBSMT – Get Me Tha Shootah (Extended Mix) [Sting Recordings!] | Music & Downloads on Beatport

イギリスのプロデューサーUrMUMSBSMTによるUKガラージ

Mayke / 1234

Stream Mayke – 1234 [TUFF006] (Free DL) by TUFF TiMES RECORDS | Listen online for free on SoundCloud

オーストラリアのプロデューサーMaykeによるUKガラージ

Bushbaby / Shake and Slide

Shake and Slide | Bushbaby

イギリスのプロデューサーBushbabyによるUKガラージ

Presti / On & On

Presti – On & On (Original Mix) [ATW Records] | Music & Downloads on Beatport

イギリスのプロデューサーPrestiによるUKガラージ

INSTINCT / Atmos 101

Atmos 101 | INSTINCT

イギリスのプロデューサーINSTINCTによるUKガラージ

Vanyra / This Morning

Vanyra – This Morning (Original Mix) [Smashing Trax Records] | Music & Downloads on Beatport

アルゼンチンのプロデューサーVanyraによるUKガラージ

Oatcap / Rhythm Groovin’

Rhythm Groovin’ | Oatcap | Garage Shared

イギリスのプロデューサーOatcapによるUKガラージ

Uke / CAN’T GET ENOUGH (Orignal Wobbler Mix)

Uke – CAN’T GET ENOUGH (Orignal Wobbler Mix) [Boxt] | Music & Downloads on Beatport

アイルランドのプロデューサーUkeによるUKガラージ

Goodknight. / Can’t See Me Now

Goodknight. – Can’t See Me Now (Original Mix) [Primitive UK] | Music & Downloads on Beatport

アメリカのプロデューサーGoodknight.によるUKガラージ

Lockerz / Don’t Go Dub

Stream Lockerz – Don’t Go Dub [FREE DOWNLOAD] by Garage Shared Free DLs | Listen online for free on SoundCloud

イギリスのプロデューサーLockerzによるUKガラージ

【次回】

そんなワケで今回はここまで。

次週05月06日は774Muzikさんが担当します。

では。

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