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Hardonizeクルーが選ぶ2023年のハードテクノ10選 【TAK666編】

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりに担当致します。

【告知1】

昨日情報が公開されましたが、次回Hardonizeの概要は以下の通りとなっております。


2024/1/20(sat) Hardonize #46 at waseda sabaco | Hardonize web

当レジデントDJが1名ずつB2Bゲストを選出し、全ての時間枠がB2Bで進行する予測不可能の回です。
自分のパートナーとして、学生時代に早稲田茶箱を通じて知り合い、東京在住時は度々B2Bを行っていた楽天斎さんを北海道から招聘します。
当時から共に様々なジャンルの音楽に手を広げ、且つそれらを織り交ぜるプレイを好み、そして実践していた者同士、信頼と緊張感を伴ったプレイを披露できる筈です。
我々が1番予測不可能指数が高い自信があります。

日にちは01月20日(土曜日)、15時からとなります。
場所はいつもの早稲田茶箱にて皆様のご来場をお待ちしております。

【告知2】

02月03日(土曜日)に渋谷Circus Tokyoで行われるパーティー、ALTURA with Xavi BCNに出演致します。


パーティーの大枠としてはスペイン産のハードコア、マキナにスポットを当てたパーティーで、今回のメインゲストであるXavi BCNは1990年代初頭からキャリアをスタートさせ、現在に至るまでこのジャンルを牽引し続けている大ベテランに当たります。
そんなパーティーのサブフロアをTobyさん、hidemiさん、そして自分という3人体制で担当します。
大分意外な組み合わせですが、7時間のパーティー時間を3人で回すので、必然的に各々長尺のプレイが想定されます。
現時点では特に何をするか決めておりませんが、こちらも是非。

【今回のお題】

さて、先週よりレジデントが今年のハードテクノというテーマに絞り、それぞれオススメの10曲を選出して紹介するHardonizeクルーが選ぶ2023年のハードテクノ10選を掲載しており、最後にワタクシTAK666が担当致します。
これまでの掲載はコチラ。

Hardonizeクルーが選ぶ2023年のハードテクノ10選 【774muzik編】

Hardonizeクルーが選ぶ2023年のハードテクノ10選 【774muzik編】
Hardonizeクルーが選ぶ2023年のハードテクノ10選 【Sango編】

Hardonizeクルーが選ぶ2023年のハードテクノ10選 【Sango編】
Hardonizeクルーが選ぶ2023年のハードテクノ10選 【yuduki編】

Hardonizeクルーが選ぶ2023年のハードテクノ10選 【yuduki編】

なんせ15年も同じパーティーを一緒に行っているので、それぞれが『あの人らしいな。』という感想です。
(774muzikさんが非4つ打ちトラックをいくつか選出しているのがちょっと意外。)

ってかHomma Honganji / You’re The Bossを3人とも選んでるのかよ。
2022年はHomma Honganji / TV Detectives Clubを3人選んでいたり、HardonizeのHomma Honganjiさんに対する愛が今年も止まらない。しゅき。
アーティスト単体だとFilterheadzの曲が複数ありますが、これはHardonizeに限った話ではなく、結構色々なDJが今年イチのアーティストとして名前を挙げていたので、広く支持を得ていたことは間違いないと思います。

で、僕も悩みに悩んで10曲選んでみたのですが、彼らと全く違う内容になりました。
判断基準としては目新しさや斬新さ、インパクトといった点を重視したので、従来のハードテクノと少し異なるテイストの曲をお探しの方にお楽しみ頂けると幸いです。
自分、そういう情報、いっぱい持ってます。

前置きもそこそこに早速お送りします、

Hardonizeクルーが選ぶ
2023年のハードテクノ10選
【TAK666編】

いってみましょう。

【曲紹介】

FJAAK / Tek Tek Tek

Tek Tek Tek | FJAAK | SPANDAU20

ドイツのプロデューサーユニットFJAAKによるテクノ
ブッといビートにインパクトのあるリフという、FJAAK節のききまくったトラック。
リフの打ち方のヒネた感じや、ブレイクビートのリズムがサブ的に使われていたり、一筋縄ではいかないのも魅力の1つです。

03月の来日公演、ENSITE feturing FJAAKでも実感しましたが、このシンプルさゆえの破壊力に病みつきになった1年でした。

Mark Porter / With The Rhythm

Mark Porter – With The Rhythm (Original Mix) [Respekt Recordings] | Music & Downloads on Beatport

イギリスのプロデューサーMark Porterによるテクノ
今年もレイヴサウンドを用いたテクノは数多くリリースされましたが、観測範囲内で最もアグレッシヴな印象を受けたのがこれでした。
重心の低いベースを軸に硬いリズムでグイグイ引っ張っていき、ブレイク以降はド派手なレイヴオルガン炸裂!
ピークタイムチューンに相応しいトラック。

Alex Di Stefano / Hoover Mass

Alex Di Stefano – Hoover Mass (Extended Mix) [Drum Chapel Records] | Music & Downloads on Beatport

イタリアのプロデューサーAlex Di Stefanoによるハードテクノ
タイトル通り、とにかくフーバーサウンドにスポットを当てた攻め攻めのトラック。
この音がハードテクノの疾走感のある硬いビートに乗っているのが割と珍しく、かなり印象に残りました。

この曲に限らずですが、ハードテクノハードダンスとの垣根がどんどんなくなっていくのも今年顕著だった出来事の1つですね。

Seigg / Replicant Loop

Replicant Loop | Seigg | AKRONYM

フランスのプロデューサーSeiggによるテクノ
グロテスクなベースフレーズを最大の特徴とする、異形のテクノ
2拍4拍の規則的なクラップの打ち方も含めてベースラインに通じるところがあり、どちらともとれるこの感じは堪らなく好きです。

Carlo Lio / Casanova

Casanova (Original Mix) | Carlo Lio | UNCAGE

カナダのプロデューサーCarlo Lioによるテクノ
ローファイなビートの上をひたすらブラスがループする、アングラ感とファンクネスが同居したトラック。
たまにフィルでストリングスが用いられたりする辺りからもディスコの臭気を感じることができますが、それゆえにリズムの異質さが際立つ変ミュージックという塩梅です。

Hertz Collision / Next One

Next One | Hertz Collision | Truncate

イタリアのプロデューサーHertz Collisionによるテクノ
派手さや煌びやかさとは無縁の抽象的な音の反復、でありながらBPM140オーバーのテンポとベースとハイハットによるグルーヴはずっとキープされているミニマルスタイルのトラック。
中盤以降、ほんのりと穏やかなパッドが差し込まれるので、意外と渋さ一辺倒ではないところもミソ。

この手のハードではないけど、そこそこ速いテクノを今年ちょいちょい掘り進めていました。
空気感重視のガラージブレイクスと合わせたりすると以外にハマったりするので、選曲の1つとして取り入れていきたいと思っています。

Ferdinger / Plein Soleil

Plein Soleil | Ferdinger | ARTS

ドイツのプロデューサーFerdingerによるテクノ
アナログベースと、ベらぼうに明るいピアノサウンドの組み合わせは否応なくオールドスクールレイヴを想起させます。
手数の多い金物リズムで推進力を維持しつつも、全体的にレトロなサウンドでまとめられており、色々なジャンルからこの曲に繋げられる汎用性の高さも高得点。

Almir Ljusa / City Nights

Almir Ljusa – City Nights (Original Mix) [Transfiguration Recordings] | Music & Downloads on Beatport

ボスニア・ヘルツェゴビナのプロデューサーAlmir Ljusaによるハードグルーヴ
普段はファンクネス指数の高いハードグルーヴを手掛けているアーティストですが、本作はトランスに踏み込んだ、スペーシーでロングスケールのシンセが特徴的なトラック。
ただ、厚みのあるベースラインの質感とドライブ感のあるハイハットリズムは従来のハードグルーヴ据え置きという、ネクストレベルのハイブリッドスタイルを打ち出してきた印象があります。

KETTAMA / 1997

KETTAMA – 1997 | KETTAMA | STEEL CITY DANCE DISCS

アイルランドのプロデューサーKETTAMAによるメロディアスハードテクノ
手数が多く、推進力抜群のハイハットリズムに広がりのあるパッドシンセと残響音強めの女性ボーカル、そしてメインとなるシンセはトランスを彷彿とさせる多幸感溢れるものになっている、様々なジャンルの良いところを集約したようなトラック。
曲の雰囲気的には〆に使いたくなるトラックではあるものの、この手のリフを強調したタイプのハードテクノのリリース数がかなり増えてきており、今の世相を反映しているという意味でもかなり印象に残った曲でした。

Not A Headliner / Emotional Boyz

Emotional Boyz | Not A Headliner | GLOBAL OFFENSIVE CORPORATION

スペインのプロデューサーNot A Headlinerによる非4つ打ちテクノ
今回1番の『何だこれは!?』枠。
言語は不明ながら、まるで童謡のような穏やかなボーカルに儚げなシンセと、柔らかいイントロで始まっておきながら、ビートは無機質で硬質な非4つ打ちという異質の組み合わせ。

これに馴染む曲というのを僕は知らないので、どこでどうやって使ってもインパクトがあるはずです。

その上でこの凄みのある相撲取りのアートワーク。
全く意味が分かりません。
なんかもう総じて強烈な印象でした。

【まとめ】

以上、Hardonizeクルーが選ぶ2023年のハードテクノ10選 【TAK666編】をお送りしました。
体感ですが、例年以上に選出が大変でした。
それくらい、印象に残った作品が多かった年であると言えるので嬉しい反面、ピックアップできなかったトラックが相当数あることは悔やまれますね。

その要因を考えてみたのですが、確かにyudukiボスの書いた通り、メインストリームテクノの硬質化というトピックもさることながら、
もっというとテクノの多様化、他ジャンルとのクロスオーバー化が顕著だったと思うワケです。
トランスや、レイヴのサウンドを用いたトラックが多いのは直近の本連載を見ても明らかですし、
更にそれをインダストリアルの文脈まで織り交ぜたトラックを輩出しているNot A HeadlinerRiotbotのような存在。
今回挙げたSeigg / Replicant Loopのようなベースラインとの中庸を見出したトラックなど、
今までに聴いたことがないようなスタイルの曲との出会いが多かった、というのが2023年を振り返った感想です。

その表れとして、今回取り上げた曲のサブジャンルは大枠としてテクノとしか捉えられないようなものが多かったワケでして。
やはり自分はこういったアイディア重視のトラックが好きなんだなと再認識した次第です。
今後もより一層、変ミュージックのDIGに邁進、そしてプレイに務めたいと思いますので何卒よろしくお願いします。

【次回】

そんなワケで今回はここまで。

そして2023年のHardonize Blogの更新は本日が最後となります。
次回は年明け01月09日に774Muzikさんが担当。
そして01月20日はHardonize #46 Back to Back Onlyをよろしくお願い致します。

良いお年をお迎えください。
では。

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TAK666執筆記事インデックス:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2023/12/07

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりに担当致します。

【近況】


なぜこれがヴァイナル化されているんだ!?
2002年にリリースされた同人音楽で、いわゆる電波ソングに分類される、特にメッセージ性はないが可愛いボーカルを主軸としつつも、
テクノ、ハウス、ダウンテンポ、ベースミュージック、果てはハッピーハードコアまで幅広いクラブミュージックの要素が見え隠れする怪作アルバム。
当時の同人音楽の中でも相当変なスタイルの作品として認識されており、コアなファンが多いということは知っておりましたが、
20年の時を経てこのような形で再販されるとは思ってもいず、オリジナル盤持っているのに思わず買ってしまいました。

なんというか、手に取ってみると物としての存在感が強過ぎます。
値段の高さもあって安直に人に薦めることはできないのですが、同じような時代とシーンを生きてきた方であれば是非。
ぱんださんようちえん/再生ハイパーべるーヴ|アニソン|ディスクユニオン・オンラインショップ|diskunion.net

ちなみに中身を聴きたいだけであればBOOTHの配信版が既にございます。
(DL販売) ぱんださんようちえん – bermei.inazawa @BOOTH – BOOTH

【告知1】

次回Hardonizeの日程が公開となっております。

今回はB2Bスペシャルと題し、当パーティーのレジデント4名が1人ずつB2B相手となるゲストを引き連れてプレイするというスタイルで執り行います。
全出演枠がB2Bなので、いつも以上にハードテクノが流れたり流れなかったりしますが、そういうハプニングもひっくるめてお楽しみ頂けると幸いです。
具体的な出演者情報も近々公開されますので、何卒。

【告知2】


来週末12月17日(日曜日)に予てよりお世話になっている錦糸町の日本酒飲み放題バー、LITTLE SAKE SQUAREにて行われる、開店8周年を記念したパーティーに出演致します。
Takayuki KamiyaさんREV-TUNEさん12_1さんなど、テクノを中心にお店に縁のある方々が揃っております。
例によってこの日も日本酒飲み放題らしいので、お酒と音楽の好きな方は是非。

【今回のお題】

さて、当連載に於ける自分の回ではハードテクノのサブジャンルにテーマを絞り、その中のオススメ楽曲について取り上げていく形式となっております。

ハードテクノとはどういった音楽を指すのか知りたいと云う方がいらっしゃいましたら約半年に渡ってお送りしておりました特別連載ハードテクノとは何か?をご参照ください。

ハードテクノをサブジャンルごとに分類し、それぞれの生い立ちや代表曲などをまとめております。

ところでこの連載も2016年から始まり、期間でいうと7年とか行っているもので、振り返ると記事の数も膨大になってきました。
自分の執筆したものについては最下段にリンクを貼ってまとめておりますが、更新ごとに追記しているだけなので特定のトピックごとに追うのが大変。
その一方で当サイトは結構色々な方が訪れているようで、特に先の拙筆ハードテクノとは何か?は未だに閲覧数が多かったりします。(ありがとうございます。)

というわけで、今回はいつものオススメ楽曲を紹介する内容ではなく、

これまでTAK666が執筆した記事のインデックス化

となります。

初めて当サイトをご覧になる方に向けてジャンルごとに分類を行いましたので、これを参考に各々好きなテーマに関する造詣を深めて頂けたらと思う次第です。

【目次】

[定期特集]
01. ●●年のハードテクノ10選
02. フリーダウンロード
03. プレイリストピックアップ
04. M3、同人音楽特集

[ジャンル別 – テクノ]
05. テクノ
06. ハードミニマル
07. ハードアシッド
08. ハードハウス
09. シュランツ
10. ハードグルーヴ
11. インダストリアル
12. テックトランス
13. メロディアステクノ
14. その他ハードテクノ

[ジャンル別 – その他]
15. ハードダンス
16. ディスコ
17. サイケデリックトランス
18. レイヴ
19. ベースミュージック
20. ドラムンベース
21. ロック、ヒップホップ
22. アニメソング、ゲームソング

[不定期特集]
23. プレイバック
24. ワードテーマ
25. その他

【01. ●●年のハードテクノ10選】

2020年の年末より毎年開催している恒例企画。
その年の印象的だったトラックをHardonizeレジデント4人がそれぞれ10曲ずつピックアップしております。

【特集】Hardonizeクルーが選ぶ2022年のハードテクノ10選 【TAK666編】
【特集】Hardonizeクルーが選ぶ2021年のハードテクノ10選 【TAK666編】
【特集】Hardonizeクルーが選ぶ2020年のハードテクノ10選 【TAK666編】

【特集】Hardonizeクルーが選ぶ2008-2023オールタイム・ベスト10選 【TAK666編】

【02. フリーダウンロード】

こちらも恒例企画。
年に1度、直近1年の間に公開されたフリーダウンロードトラックをまとめて紹介しております。

【特集】フリーダウンロード2022 (前編) / (後編)
【特集】フリーダウンロード2021 (前編) / (後編)
【特集】フリーダウンロード2020 (前編) / (後編)
【特集】フリーダウンロード2019 (前編) / (後編)
【特集】フリーダウンロード (2019年01月公開)
【特集】ブートレグ、フリーダウンロード (2018年06月公開)
【特集】ブートレグ、フリーダウンロード (2017年09月公開)
【クリスマス2016特集】ブートレグ、フリーダウンロード (2016年12月公開)

【03. プレイリストピックアップ】

パーティーの開催翌週以降に更新。
だいたいHardonizeはこういった音が流れますので、参考として是非。
尚、自分の場合、回によっては全くハードテクノが使われていないこともあります。

2023年 / Hardonize#45 / Hardonize#44 / Hardonize#43
2022年 / Hardonize#42 / Hardonize#41 / Hardonize#40
2021年 / Hardonize#39 / Hardonize#38 / Hardonize#37.5
2020年 / Hardonize#37 / Hardonize#36 / Hardonize#35
2019年 / Hardonize#34 / Hardonize#33 / Hardonize#32
2018年 / Hardonize#31 / Hardonize#29
2017年 / Hardonize#26、Hardonize#27、Hardonize#28 / Hardonize#28 ゲストDJ
2016年 / Hardonize#25

その他、たまに関連のあるパーティーでのプレイリストを取り上げることもあります。
【特集】桜逢祭 プレイリストピックアップ (2023年04月公開)
【特集】前回の早稲田音泉で紹介した曲 (2020年10月公開)

【04. M3、同人音楽特集】

個人的ライフワークとして、同人音楽の収集というのを行っており、年に2回行われている同人音楽即売会M3の開催に合わせて、その時々でリリースされるテクノを始めとするクラブミュージックをピックアップしております。

2023年 / M3-2023春 / M3-2023秋
2022年 / M3-2022春 / M3-2022秋
2021年 / M3-2021春 / M3-2021秋
2020年 / M3-2020春 / M3-2020秋
2019年 / M3-2019春 / M3-2019秋
2018年 / M3-2018春 / M3-2018秋
2017年 / M3-2017春 / M3-2017秋

番外編としてこういった内容でも執筆しております。
【Hardonize10周年特集】10年前の同人テクノ (2018年02月公開)
【特集】同人音楽+テクノ (2017年01月公開)

ここからはジャンルごとにカテゴリー分けしていきます。

【05. テクノ】

言わずと知られたハードテクノの原型ですね。

最近のお気に入り。

Mha Iri / Never Go Back to Sleep

Mha Iri – Never Go Back to Sleep (Original Mix) [Drumcode] | Music & Downloads on Beatport
ブレイク明けのリフのインパクトがナイス。
直近で出演したパーティーに於いて2連続で使用しているくらいには気に入ってます。

【特別連載:ハードテクノとは何か?】第1回:黎明期編

アーティスト特集

Len Faki / Alan Fitzpatrick / Rebeld Records /
Filterheadz / OmanticRecords / X-Dream
Butch

また、少し変わったアプローチとして以下のような特集も執筆しております。

【特集】テクノに近いビート、テンポの日本語ラップ (2022年07月公開)
ヒトクセあるサンプリングのテクノ (2022年06月公開)
【特集】テクノのリズムを纏ったバンドの曲 (2022年03月公開)
新作速いテクノ (2020年09月版) (2020年09月公開)
ゲームミュージックに於けるテクノ (2020年06月公開)
グレイエリア (2017年10月公開)

【06. ハードミニマル】

速い+硬い+反復をキーとするアグレッシヴなハードテクノのスタイル。

最近のお気に入り。

ANNE / Turn Back Time

ANNE – Turn Back Time (Original Mix) [Mutual Rytm] | Music & Downloads on Beatport
往年のハードミニマル好きには刺さるのではないかと思われるアルバム、Symbiosisより。

【特別連載:ハードテクノとは何か?】第2回:ハードミニマル編

新作ハードミニマル (2021年09月版)

アーティスト特集

Eric Sneo / Chester Beatty / Pasquale Maassen
Kwadratt / DJ Reversive

【07. ハードアシッド】

アシッドサウンド+速い+反復 (+長い)が特徴的な禍々しいハードテクノのスタイル。

最近のお気に入り。

Tik Tok Taylor, Dilks & Kari / Reclaim The Streets

Reclaim The Streets | Tik Tok Taylor, Dilks & Kari | P.I.M.P. Records
バウンシーなリズムとディストーションアシッドが愉快なトラック。

【特別連載:ハードテクノとは何か?】第3回:ハードアシッド編

新作ハードアシッド (2023年06月版)
新作ハードアシッド (2022年02月版)
新作ハードアシッド (2021年04月版)
新作ハードアシッド (2020年08月版)
新作ハードアシッド (2020年02月版)

アーティスト特集

Benji303 / Sterling Moss / D.A.V.E. The Drummer
Jamie Taylor aka Tik Tok / Ganez The Terrible

【08. ハードハウス】

ロングブレイクを有する展開+跳ね系リズム+長くないスケールのリフを特徴とするハードダンスの1種。

最近のお気に入り。

Uke / Dirty Bomb (Nomadic Remix)

Uke – Dirty Bomb (Nomadic Remix) [Boxt] | Music & Downloads on Beatport
ハードハウスマナーを守りつつ、テクノにも届きそうな厚いリズムが新しい。

【特別連載:ハードテクノとは何か?】第5回:ハードハウス編

新作ハードハウス (2023年07月版)
新作ハードハウス (2022年03月版)
新作ハードハウス (2021年05月版)
新作ハードハウス (2020年12月版)
新作ハードハウス (2020年04月版)

【特集】ハードハウスクラシック

アーティスト特集

Knuckleheadz / Digital Mafia

【09. シュランツ】

反復+過度に圧縮された重厚なグルーヴ+超速いがキーポイントになっているハードテクノ。

最近のお気に入り。

Hard Drums / Black Eye

Hard Drums – Black Eye (Original Mix) [Physical Techno Recordings] | Music & Downloads on Beatport
突然カバージャケットが萌えイラストになった中身ゴリゴリのハードテクノレーベル、Physical Techno Recordingsより。
中盤でジューク/フットワークのような異様なリズムの崩れ方をするのが面白い。

【特別連載:ハードテクノとは何か?】第6回:シュランツ編

新作シュランツ (2023年03月版)
新作シュランツ (2021年05月版)
新作シュランツ (2020年11月版)

【10. ハードグルーヴ】

パーカッションとハイハットに重点を置いたリズム+流動的なベースライン+シンセサイザーやサンプリングによるリフが特徴的なハードテクノ。

最近のお気に入り。

D’Mike / Egyptian Enchantment

D’Mike – Egyptian Enchantment (Original Mix) [Viso Techno Recordings] | Music & Downloads on Beatport
タイトル通り、やたらアラビックな旋律が厚みのあるパーカッションリズムの上でループする変種トラック。

【特別連載:ハードテクノとは何か?】第7回:ハードグルーヴ編

新作ハードグルーヴ (2023年08月版)
新作ハードグルーヴ (2022年10月版)
新作ハードグルーヴ (2021年11月版)
新作ハードグルーヴ (2021年06月版)
新作ハードグルーヴ (2020年10月版)
新作ハードグルーヴ (2020年02月版)

アーティスト特集

Almir Ljusa / Goncalo M / Rob J.
Norman Andretti a.k.a. Quarill / Steel Grooves / Christian Fischer
Andy BSK / Raul Mezcolanza / David Moleon

【11. インダストリアル】

歪んだ音の反復を特徴とし、メロディーはおろかリフすらない曲が一定の割合で存在する冷徹なテクノ。

最近のお気に入り。

Carara / Broken Arrow

Carara – Broken Arrow (Original Mix) [Gynoid Audio] | Music & Downloads on Beatport
徹頭徹尾無機質。

【特別連載:ハードテクノとは何か?】第8回:インダストリアル編

新作インダストリアル (2022年12月版)
新作非4つ打ちテクノ (2022年09月版)
新作インダストリアルテクノ (2020年05月版)

アーティスト特集

Riotbot / Myler

【12. テックトランス】

トランスの展開やサウンドを含みつつ、テクノのリズム強度やループ感も兼ね備えたハイブリッドなサブジャンル。

最近のお気に入り。

Blashear / Nocturnal

Blashear – Nocturnal (Original Mix) [IAMT Red] | Music & Downloads on Beatport
断片的なアナスタシアシンセが硬いテクノのリズムの上に乗ったレイヴィーなトラック。

【特別連載:ハードテクノとは何か?】第9回:テックダンス編

新作テックトランス (2023年09月版)
新作テックトランス (2022年09月版)
新作テックトランス (2022年03月版)
新作テックトランス (2021年09月版)
新作テックダンス / テックトランス (2021年03月版)
新作テックダンス / テックトランス (2020年04月版)

アーティスト特集

Vinylgroover aka Scott Atrill

【13. メロディアステクノ】

文字通り、メロディーのあるタイプのテクノ。
独自分類なのでジャンル名ではありません。

最近のお気に入り。

Kettama / 1997

Kettama – 1997 (Original Mix) [Steel City Dance Discs] | Music & Downloads on Beatport
開放感のあるシンセがエモーショナルなトラック。

【特別連載:ハードテクノとは何か?】番外第1回:メロディアスハードテクノ編

新作仄かに旋律を感じるテクノ (2023年05月公開)
泣ける/哀愁漂うメロディーのテクノ (2022年08月公開)
新作シンセの特徴的なテクノ (2021年09月版)
新作速いハウス (2021年07月版)

【14. その他ハードテクノ】

ハードトライバル、触れる機会なかなか少なくて考えものですね・・・。

【特別連載:ハードテクノとは何か?】第4回:ハードトライバル編

新譜紹介 (2018年09月公開)

アーティスト特集

CAVE

ここからはテクノ以外のジャンルについて。

【15. ハードダンス】

【特別連載:ハードテクノとは何か?】番外第2回:ハードダンス編

アーティスト特集

Dark By Design / Technikal

【16. ディスコ】

【特別連載:ハードテクノとは何か?】番外第3回:ディスコ編

新作ディスコ (2023年07月版)
新作ディスコ (2022年09月版)
新作ディスコ (2020年07月版)

アーティスト特集

PHNTM / Bad Boy Bill / Reset! / Bryan Cox

【17. サイケデリックトランス】

新作サイケデリックトランス (2023年11月版)
新作サイケデリックトランス (2022年10月版)
新作サイケデリックトランス (2021年08月版)
新作サイケデリックトランス (2020年08月版)

【18. レイヴ】

【特集】オールドスクールレイヴ (2022年05月公開)

新作レイヴ (2023年08月版)
新作レイヴ系テクノ (2021年08月版)
新作レイヴスタイルテクノ (2020年04月版)

アーティスト特集

Keith Flint (The Prodigy) / Special Request / Atix / Paul Cronin

【19. ベースミュージック】

新作ディープ系ベースミュージック (2023年09月版)
新作ベースライン (2021年04月版)
新作ディープ系ベースミュージック (2020年05月版)

アーティスト特集

Dismantle / Kanji Kinetic

【20. ドラムンベース】

【特集】グレイエリア (2017年10月公開)
【特集】ガラの悪いドラムンベース (2022年06月公開)

新作4つ打ちドラムンベース (2021年07月版)

アーティスト特集

Audeka / ASC

【21. ロック、ヒップホップ】

【特集】一風変わったトラックの日本語ラップ (2023年06月公開)
【特集】テクノに近いビート、テンポの日本語ラップ (2022年07月公開)
【特集】テクノのリズムを纏ったバンドの曲 (2022年03月公開)

【22. アニメソング、ゲームソング】

【特集】アニメソング、ゲームソング (2022年05月公開)
【特集】ゲームミュージックに於けるテクノ (2020年06月公開)

【23. プレイバック】

最新トラックではなく、一昔前にリリースされたトラックにスポットを当てている回です。
クラシック、アンセムに当たるものや、個人的に思い入れのあるトラックなどについて。

ハードハウスクラシック (2023年10月公開)
オールドスクールレイヴ (2022年05月公開)
時代を超えたテクノアンセムリミックス (2021年12月公開)
一生忘れないハードテクノ (2021年10月公開)
Incident (2018年06月公開)
【Hardonize10周年特集】10年前の同人テクノ (2018年02月公開)
【Hardonize10周年特集】10年前のハードテクノ (2018年01月公開)
【Hardonize10周年特集】10年前の日本のハードテクノ (2018年01月公開)

【24. ワードテーマ】

特定のワードをテーマに、関連する楽曲をリリース年度を問わず紹介しているものになります。
思い付きで更新。

タイトルに夏関連のワードが入ったテクノ (2023年08月公開)
曲名に『チョコレート』が入ったトラック (2021年02月公開)
曲名に『春』とか『桜』とか入ったトラック (2017年04月公開)

【25. その他】

楽曲紹介とは別のテーマを取り上げたものになります。
Hardonizeで公募企画を行った際に執筆した公募用DJMIXの組み方なんかは個人的に思い入れがありますし、かなり閲覧数も多かったですね。

AIにテクノの選曲をさせ、それを元にMIXを録るまで (2023年03月公開)
2022年国内レコードショップ特集 (2022年08月公開)
公募用DJMIXの組み方 (2020年09月公開)
DIG自慢:RECOfan渋谷BEAM店閉店セール (2020年07月公開)
直近のパーティーピックアップ (2019年05月公開)
DIG自慢:ジャニス閉店セール (2018年12月公開)
四文屋難民メンバー紹介 (2018年05月公開)
Bandcamp限定リリース (2018年03月公開)

【次回】

そんなワケで今回はここまで。

そして次回から毎年恒例の特集

Hardonizeクルーが選ぶ
2023年のハードテクノ10選

がスタートします。

その名の通り、2023年ももう終わりということで今年リリースされた中から印象的だった10曲を当レジデントメンバーがそれぞれ選びます。

トップバッターは774Muzikさん。
12月12日公開予定です。
お見逃しなく。

では。

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